明治安田生命J1リーグ第21節、北海道コンサドーレ札幌vs鹿島アントラーズが10日に札幌ドームで行われ、ゴールレスドローに終わった。

ミッドウイークに行われたFC東京戦では2本のPKという不運な側面もありながらも、またしても複数失点で敗れた札幌。ガブリエル・シャビエルの負傷もあって興梠が2試合ぶりに先発を飾り、菅野も出場停止から帰ってきた。

一方の鹿島は、前節のセレッソ大阪でビハインドの終盤にエヴェラウドが息を呑むようなバイシクルを沈め、引き分けに持ち込んだ。今節は2試合連続ゴールで復活の兆しを見せるストライカーが今季初スタメンに。最終ラインには関川に代わって三竿が入り、中盤センターには樋口が起用された。

連敗や複数失点の続く札幌だが、ドームではリーグ戦3勝4分け1敗と、決して悲観的な成績ではない。それを裏付けるように序盤から攻勢の時間が続き、5分には金子がカットインから左足のフィニッシュ。さらに興梠のヘッドや田中駿太のミドルと、ポゼッションからのワイドを使った攻撃でゴールに迫る。

重心が後ろにかかった鹿島は縦に速い攻撃を仕掛けようとするものの、オフサイドの網にかかるなどして決定機を作り出せず。ただ、押し込まれる展開の中でも守備陣は背筋が凍るようなピンチまでは作らせなかった。

ゴールレスで迎えた後半は鹿島が中盤で奪える回数も増加し、ボールを保持する時間も延ばして札幌の勢いをそぐことに成功。イーブンの状況を作り出すと、レネ・ヴァイラー監督は56分にエヴェラウドと樋口を下げて安西と船橋を投入し、アルトゥール・カイキを最前線に上げて左のサイドハーフに安西を置いた。

どちらのペースとも言えない展開が続き、ゴール前のシーンが減少し出すも、ロングキック一本でチャンスを生み出す福森を送り出した札幌が再び押し込み始める。

GK菅野を脅かす場面の少ない鹿島は、82分にカイキがボックス右から右足を振ってセーブを強いる。さらに、これで得たCKから古巣対戦となったキム・ミンテが頭で合わせるも、クロスバーを越えた。

最終盤には互いが勝ち点「3」を目指してオープンな展開となるも、ゴール前での迫力を欠いて無得点のままタイムアップ。札幌は連敗をストップし、鹿島は2戦連続のドローとなった。

北海道コンサドーレ札幌 0-0 鹿島アントラーズ