今夏の移籍市場で大幅なスカッド刷新中のアヤックスが新たに2選手の獲得に迫っているようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が報じている。

アルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネス(24)のマンチェスター・ユナイテッド行きが迫る中、その後釜候補としての加入が見込まれるのは、レンジャーズのナイジェリア代表DFカルヴァン・バッシー(22)だ。

レスター・シティ下部組織出身のバッシーは、2020年にレンジャーズに加入。加入2年目の昨シーズンは公式戦50試合に出場するなど、左サイドバックとセンターバックの2ポジションで主力に定着。スコティッシュ・カップ制覇と共に、ヨーロッパリーグ(EL)準優勝に大きく貢献した。

とりわけ、ベストイレブンに選出されたELでは持ち味であるスピード、対人能力、ダイナミズムを遺憾なく発揮し、フランクフルトとの決勝戦でのハイパフォーマンスは多くのクラブのスカウトの目を引いた。

ロマーノ氏によると、アヤックスとレンジャーズは2200万ユーロ(約30億7000万円)+アドオン500万ユーロ(約7億円)の条件で合意。さらに、この契約にはリセール時の移籍金10%をレンジャーズに支払う契約になっているという。また、選手自身とは長期契約で合意に至っているようだ。

一方、前線の新戦力となるのが、ポルトのU-21ポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソン(19)だ。

ポルトのトップチームを率いるセルジオ・コンセイソン監督を父親に持つコンセイソンは、スポルティングCPとポルトの下部組織でプレーしてきたエリート。

ポルトBでのプレーを経て2021年2月にトップチームデビューを飾ると、ここまでは公式戦50試合3ゴール5アシストを記録。昨シーズンからは背番号10を託され、右サイドハーフの主力を担った。

170cmの左利きアタッカーは圧倒的なテクニック、アジリティを生かしたドリブル突破が持ち味で、独特のボールの持ち方、細かいステップを駆使し、局面を打開する。フィニッシュの局面での判断、精度に伸びしろを残すが、創造性に優れるチャンスメーカーとして国内でも大きな期待を集めている。

ロマーノ氏によると、コンセイソンはクラブ間、個人間でも合意に至っており、バッシー同様近日中に公式なアナウンスが行われるという。ポルトガル『レコルド』によると、移籍金は500万ユーロ程度になるという。

また、以前から加入が決定的と報じられるRBライプツィヒのU-21オランダ代表FWブライアン・ブロビー(20)に関しても、前述の2選手と同じタイミングでの加入発表が見込まれる。