ローマがアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(28)の獲得に向け、大きな動きを見せているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など、複数メディアが報じている。

ディバラは先月末で7年を過ごしたユベントスを離れ、現在はフリーの状況だ。選手本人がイタリア残留を希望していることもあり、これまでは大本命と目されたインテル、ナポリ行きが取り沙汰されていたが、いずれの交渉も停滞している。

そういった中、同じく早い段階からビアンコネロの元10番獲得に名乗りを挙げていたローマが、ここに来てその動きを本格化させている模様だ。

ここまで元セルビア代表MFネマニャ・マティッチら3選手を獲得しているものの、前線の補強が進んでいないことにフラストレーションを溜めているとも言われるジョゼ・モウリーニョ監督は、以前から獲得を希望するディバラの交渉に直接介入。

16日に行われたポルティモネンセとのプレシーズンマッチを前に、ディバラ本人に電話で連絡を取り、クラブの長期的なプロジェクトなどをプレゼンテーションしたようだ。

さらに、ゼネラルマネージャーを務めるチアゴ・ピント氏は、その同胞指揮官の動きと呼応する形で、代理人を務めるホルヘ・アントゥン氏とコンタクトを取り、具体的な条件面の話し合いを設定している模様。その場でディバラサイドに、金銭面の譲歩を求めるようだ。

なお、ローマはディバラとの交渉を長期化させる意図はなく、今回の話し合いを通じて、合意が困難と判断した場合は、速やかに交渉を切り上げ、その他のターゲットとの交渉に切り替えるという。

先日にはフランチェスコ・トッティ、ここ最近ではジュゼッペ・ジャンニーニと“プリンチペ(王子)”の愛称で知られるジャッロロッシのレジェンドが、加入を熱望するコメントを発しているが、果たしてディバラはローマの新たな“プリンチペ”となるのか…。