クリスタル・パレスがチェルシーのU-21イングランド代表DFレヴィ・コルウィル(19)の獲得レースをリードしているようだ。イギリス『The Athletic』が報じている。

幼少期にチェルシーのアカデミーに加入したコルウィルは、イングランド屈指の育成組織の各カテゴリーで常に主力を担ってきた187cmの左利きのセンターバック。昨夏にはチャンピオンシップ(イングランド2部)のハダースフィールド・タウンにレンタル移籍し、自身初のシニアカテゴリーでのプレーを経験することになった。

その移籍先ではプレミアリーグ昇格こそ逃したものの、個人としては32試合2ゴール1アシストと、センターバックと左サイドバックを主戦場に印象的なパフォーマンスを披露。

190cm近い長身のフィジカルアスリートは、攻守両面でスピードを生かしたプレーが光り、長短交えたパスで攻撃を組み立てられるビルドアップ能力にも定評がある。年齢ゆえの判断力や一線級のアタッカーへの対応という部分では課題を残すが、数年以内のスリーライオンズ入りも期待される大器だ。

その逸材はチェルシーと2025年まで残しており、選手本人はドイツ代表DFアントニオ・リュディガー、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンが抜けたことで、手薄なバックラインでポジション奪取を目指している。

しかし、クラブはセネガル代表DFカリドゥ・クリバリに続き、パリ・サンジェルマンのフランス代表DFプレスネル・キンペンベ、セビージャのフランス代表DFジュール・クンデら即戦力の補強に動いている。

そのため、生まれ育ったクラブで出場機会を得ることが困難と悟った19歳は、今夏の移籍を求めているという。そして、同選手に対してはすでに国内外から多くのオファーが舞い込んでいるが、昨夏にイングランド代表DFマーク・グエイをブルーズから獲得しているパレスが獲得レースをリードしているようだ。

若手育成に定評があるパトリック・ヴィエラ監督が率いるイーグルスは、コルウィル獲得に相応の移籍金を支払う準備があり、チェルシーも前述の補強が成功した場合、渋々ながらも売却を認める構えだという。