マンチェスター・ユナイテッドは19日、クリスタル・パレスとのプレシーズンマッチを戦い、3-1で快勝した。

バンコクでリバプールを4-0、メルボルンでメルボルン・ビクトリーを4-1で撃破し、プレシーズンマッチ2連勝中のユナイテッド。3連勝を目指す今回の一戦では、昨季リーグ最終戦で敗れたパレスとの対戦となった。

この一戦ではGKにデ・ヘア、4バックにダロト、リンデロフ、マグワイア、マラシアを起用。中盤はマクトミネイ、フレッジの2セントラルMFに、2列目は右からサンチョ、ブルーノ・フェルナンデス、ラッシュフォード、1トップにマルシャルが入った。

開始直後に2戦連発中のマルシャルがファーストシュートを放つなど、主導権を握る入りとなったユナイテッド。マイボール時は新加入のマラシアの内側の立ち位置、ダロトとラッシュフォードが幅を取る形など、オランダ人指揮官の志向する新たなスタイルを垣間見せる。10分にはフレッジのショートスルーパスに反応したマルシャルがゴール前に抜け出すが、ここはGKバトランドのビッグセーブに遭う。

このビッグセーブの際に負傷したバトランドに代えて、GKマシューズがスクランブル投入されるアクシデントを経て試合が再開されると、赤い悪魔の好調FWが3度目のチャンスをモノにする。

17分、相手を押し込んだ流れから左サイドのマラシアが浮き球のパスをボックス右のダロトに展開。ダロトは胸トラップから左足に持ち替えて柔らかなクロスを入れると、オフサイドぎりぎりでゴール左に抜け出したマルシャルが左肩付近でのトラップから右足のシュートを流し込み、3試合連続ゴールとした。

先制後はやや相手の攻勢に晒されてエビオウェイ、ラク=サキという若手コンビに巧みな個人技や連携からボックス内で決定機まで持ち込まれるが、GKデ・ヘアの好守などで、しっかりと防いでいく。

その後、前半終盤にかけて試合は膠着状態に陥るが、引き続き主導権を握るユナイテッド。相手を押し込んで幾度も獲得したセットプレーの流れからマグワイアらにチャンスが訪れるが、追加点を奪うまでには至らなかった。

迎えた後半、マクトミネイを下げてファン・デ・ベークをハーフタイム明けに投入すると、この交代が早い時間帯のゴールをもたらす。48分、サンチョのスルーパスに反応したマルシャルがボックス右でGKを引き付けてマイナスに落とすと、サポートに入ったファン・デ・ベークがファーでドフリーのラッシュフォードへプレゼントパス。これを背番号10が無人のゴールへ流し込んだ。

ラッシュフォードの2試合連続ゴールでリードを広げたユナイテッドは、以降もリズムよく試合を進めていく。そして、幾度かの決定機を経て迎えた60分にはロングカウンターが発動。ラッシュフォード、マルシャルとハーフウェイライン付近で繋ぎ、マルシャルからサンチョへの絶妙なスルーパスが通ると、ボックス内に持ち込んだサンチョが冷静にGKとの一対一を制した。

これで勝利を決定づけたユナイテッドは65分過ぎにファン・デ・ベーク、マラシアを除くフィールドプレーヤーを全員入れ替え、ワン=ビサカやテレスを除きユースの若手プレーヤーが一気に送り込まれた。

ここから試合の流れがパレスに傾くと、74分にはミリボイェビッチの右CKをニアのウォードに頭で合わされると、GKデ・ヘアがはじき出せずに1点を返された。

その後、84分には若手DFフィッシュが一発退場となるアクシデントにも見舞われたが、このまま2点差を維持したユナイテッドが3-1で勝利。なお、3連勝のテン・ハグ率いるチームは23日に引き続きオーストラリアでアストン・ビラ戦を戦う予定だ。

マンチェスター・ユナイテッド 3-1 クリスタル・パレス
【ユナイテッド】
マルシャル(17分)
ラッシュフォード(48分)
サンチョ(59分)
【C・パレス】
ウォード(74分)