フランス代表FWムサ・ディアビ(23)が来シーズンのレバークーゼン残留を明言した。

昨シーズンのブンデスリーガで32試合13ゴール12アシストの数字をマークし、今夏の移籍市場で大きな注目を集めるディアビ。

とりわけ、サウジアラビア系オーナーグループの潤沢な資金を有するニューカッスルが、今夏の前線補強の目玉として熱視線を注いでいた。しかし、ここまではレバークーゼンサイドが設定した6000万ポンド(約99億6000万円)と言われる強気な売却額に二の足を踏み、交渉は完全に停滞。ここ最近では獲得を諦め、その他のターゲットも切り替えたとも伝えられる。

そういった中、ディアビはドイツ『Rheinische Post』のインタビューで、今夏の“非売品”をうたうクラブサイドの姿勢に呼応するように、新シーズンの残留を明言した。

「僕は自分の決断を下し、来シーズンもバイヤー・レバークーゼンでプレーする」

「来シーズンの目標は変わっていないよ。バイヤーで再びトップクラスのチームを作りたいし、個人としてはゴールを決め続けるだけでなく、アシストもして、できる限りチームの力になりたい」

「目標は、すべてのコンペティションにおいて可能な限り上位に食い込むことだ」

今回の決断の背景には11月に控えるカタール・ワールドカップ(W杯)でのW杯初出場に向けたプレータイムの確保に加え、クラブが新シーズンにチャンピオンリーグに出場するという部分があったようだ。

パリ・サンジェルマンの下部組織出身で2018-19シーズンにトップチームデビューを飾った左利きのアタッカーは、2019年夏に1500万ユーロ(約21億2000万円)といわれる金額でレバークーゼンに完全移籍。

爆発的な加速力を生かした背後への飛び出しや勝負度胸満点の鋭いドリブル突破を武器に、左ウイングを主戦場にすぐさま主力に定着。ここまで公式戦124試合35ゴール37アシストの数字を残している。