インテルのスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(27)はチームに残留する可能性が高まっているようだ。

シュクリニアルは2017年夏に加入したインテルで絶対的な主軸として定着。2020-21シーズンにはチームの11年ぶりのスクデット獲得に貢献し、昨季も公式戦48試合に出場するなど、守備の柱としてチームを支え続けている。

一方で、インテルのオーナーである蘇寧グループが財政難に陥っている影響から、強化費捻出のためにも主力売却は不可避とされており、シュクリニアルはパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が近づいていた。

しかし、移籍金6500万ユーロ(約89億3000万円)+ボーナスを求めるインテルに対して、PSG側がそれよりも低い金額を提示し続けたことで交渉は停滞。その間に、インテルがシュクリニアルの後釜として獲得を目論んでいたトリノのブラジル人DFグレイソン・ブレーメルのユベントス行きが濃厚となった。

著名ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、インテルはブレーメルの獲得失敗を受けて、シュクリニアルへの方針を変更。莫大な移籍金をオファーされない限り、売却には応じない構えとなったようだ。

同時に、現在のインテルは即戦力ではなく、昨季限りで退団した元イタリア代表DFアンドレア・ラノッキアに代わるバックアッパー確保に向け動き出していると報じられている。

PSGのシュクリニアルに対する関心が冷めたわけではないため、今後のオファー次第で状況が再び変化する可能性はあるものの、現時点では新シーズンもシュクリニアルはインテルの選手であり続けるだろう。