25日、『エアトリ presents PSG JAPAN TOUR 2022』の最終戦、パリ・サンジェルマン(PSG)vsガンバ大阪の一戦がパナソニック スタジアム 吹田で行われ、6-2でPSGが勝利。ジャパンツアー3連勝を飾った。

20日に国立競技場で川崎フロンターレと対戦したPSG。リオネル・メッシ、アルノー・カリムエンドのゴールで2-1と勝利。23日には浦和レッズを相手に3-0で勝利し、大阪に乗り込んできた、

中1日での試合となったPSGは、浦和戦から9名を変更。マルコ・ヴェッラッティ、パブロ・サラビアが続けて先発し、リオネル・メッシ、ネイマール、セルヒオ・ラモス、マルキーニョス、ジャンルイジ・ドンナルンマらがピッチに立った。システムは3試合続けて[3-4-3]となっている。

対するG大阪は[3-4-2-1]を採用。GKに東口順昭、3バックは福岡将太、三浦弦太、昌子源、ボランチにダワンと倉田秋、右に小野瀬康介、左に黒川圭介、石毛秀樹と食野亮太郎がシャドーに入り、鈴木武蔵が1トップに入った。昌子はフランスでのプレー経験があり、トゥールーズ時代にPSGと1度対戦している。

3万8251人の観客が集まったこの一戦。立ち上がりからPSGが攻め込んでいく展開となる。4分、三浦がパスカットもこぼれ球を拾われスルーパス。これに反応したメッシが抜け出し、ボックス内左からシュートも、GK東口がセーブする。

さらに6分にはネイマールが裏を狙うと、マルキーニョスからのパスが通るも、なんとか守備陣が対応しシュートは打たせない。

PSGはポゼッションから隙を狙って縦パスや裏へのパスを出す中、11分には右サイドからのハキミのパスをメッシが受けてボックス手前で左足シュート。しかし、これはGK東口がセーブする。

カウンターでなんとか攻め手を見出したいG大阪は12分、右サイドで小野瀬がワンツーで抜け出しグラウンダーのクロス。これを食野が受けてボックス内からシュートもブロック。この流れからのCKからボックス内で大混戦に。倉田のシュートはブロックされると、最後は昌子がシュートも、再びブロックされる。

15分にはPSGがチャンス。ヴェッラッティの裏へのボールにネイマールが反応。フリーでシュートを放つが、GK東口が足でセーブする。さらに16分にはボックス右からハキミがクロス。これをメッシが合わせにいくが、三浦がなんとか足を伸ばしてクリアする。

PSGは20分にさらにビッグチャンス。ネイマールがボックス内左で足技を見せてドリブル突破。抉ってからのグラウンダーのクロスにサラビアがダイレクトで合わせたが、これもGK東口のスーパーセーブで得点を許さない。

さらに27分にはメッシがドリブルで持ち出すとスルーパス。右サイドをハキミがスピードで抜け出すと、ボックス内に持ち込みシュート。しかし、これも前に出たGK東口がセーブする。

すると28分、三浦がロングボールを蹴るもメッシに直撃。こぼれ球を拾ったネイマールがメッシにパス。メッシはボックス内でシュートもGK東口がセーブ。しかし、こぼれ球をサラビアが蹴り込み、PSGが先制に成功する。

失点してしまったG大阪だが、PSGは手を緩めず。ボックス内でボールを持ったネイマールがドリブルを仕掛けると、三浦が対応。しかし、切り返したネイマールの足に当たったか微妙なところだが、上手く倒れてPK。これを自らキッカーを務めて落ち着いて蹴り込み、リードを2点とする。

しかし34分についにG大阪の攻撃が結実する。小野瀬のパスを受けた倉田がループパス。小野瀬が反応して折り返すと、鈴木が飛び込んで合わせるもGKドンナルンマがスーパーセーブ。しかし、詰めた黒川が蹴り込み、1点を返す。

1点差に迫ったG大阪だったが、PSGは黙っていない。37分、ヴィティーニャが浮き球で左サイドのスペースに出すと、ヌーノ・メンデスがボックス内で絶妙なトラップ。そのまま右サイドに蹴り込み、再びリードを2点に広げる。さらに39分には、メッシのスルーパスを、左サイドでネイマールが受けると、ボックス内左で仕掛けて鋭いクロス。狭いコースを通したパスにメッシがダイレクト合わせると、GK東口が触るもネットを揺らした。

前半を終えて、ジャパンツアー最多の5ゴールが決まった試合。PSGはハーフタイムでの選手交代はなし。G大阪は東口、昌子、食野、黒川以外の7名を変更した。

前半に比べてゆったりとした入りとなった後半。それでも52分、ボックス付近でパスを繋ぐPSGは最後はヴィティーニャが右足で強烈なシュート。これはGK東口がセーブ。こぼれ球にネイマールが詰めようとして倒れ込むが、ファウルはなし。なんとか守り切る。

すると57分にG大阪がビッグチャンス。カウンターで攻め込むと、食野が右に展開。柳澤がボックス右からダイレクトで鋭いクロスを送ると、レアンドロ・ペレイラが飛び込むが合わず。レアンドロ・ペレイラはオフサイドポジションだったが、惜しいシーンを作った。

迎えた60分、メッシからのスルーパスを受けたネイマールが抜け出すと、前に出たGK東口もかわされ、無人のゴールへ。落ち着いて決め、5点目を奪うことに成功する。

リードを広げたPSGはここでサラビア、ヴェッラッティ、メンデスを下げ、レアンドロ・パレデス、フアン・ベルナト、そしてキリアン・ムバッペを投入。メッシ、ネイマールと3トップがピッチ上に揃った。

すると67分にはPSGがカウンター。メッシが持ち上がるとボックス手前でムバッペがパスを受ける。自ら打つ雰囲気を出しながらスルーパスを出すと、最後はハキミがシュート。ニアを突いたシュートだったが、これはGK東口がセーブする。

反撃したいG大阪は70分に一瞬の隙を突く。ボックス手前でボールを持った奥野は浮き球のパス。ボックス内右で柳澤がダイレクトで落とすと、山見が蹴り込み、G大阪が2点目を奪う。

PSGは72分に大量に選手を入れ替え。メッシ、ネイマール、マルキーニョス、セルヒオ・ラモス、ハキミ、ヴィティーニャ、キンペンベを下げ、マウロ・イカルディ、アルノー・カリムエンド、エリク・ジュニオル・ディナ・エビンベ、イドリサ・グイエ、ダニーロ・ペレイラ、ティロ・ケーラー、アブドゥ・ディアロを起用した。

81分、こぼれ球に対してムバッペがダッシュ。拾ったままボックス内に入りシュートも藤春がブロック。こぼれ球をカリムエンドがボックス内でシュートもまたブロック。後方から走り込んだグイエもシュートを放つが、三度ブロックする。

G大阪は85分、ボックス手前左でボールを持ったウェリントン・シウバが山見とのワンツーで抜けると、ボックス内左からシュートもGKドンナルンマがセーブする。

すると今度はPSGがカウンター。グイエのパスを受けたムバッペがドリブルを仕掛け、中に行くと見せて縦に行くと、高尾がたまらず倒してしまいPKを与えてしまう。すると、これをムバッペが右に決めて6点目。“MNM”トリオが揃い踏みとなった。

攻撃の手を緩めないPSGはカリムエンドが運んでムバッペへパス。ムバッペからイカルディにパスが出ると、ダイレクトの落としを受けたパレデスがボックス中央から右足アウトでシュート。しかし、わずかに枠の左に外れる。

結局そのまま試合は終了。ジャパンツアー3連戦でPSGは3連勝を達成。大量6ゴールを奪い、メッシ、ネイマール、ムバッペの“MNM”コンビが揃い踏みで、日本での戦いを終えた。

パリ・サンジェルマン 6-2 ガンバ大阪

【得点経過】
1-0:28分 パブロ・サラビア(パリ・サンジェルマン)
2-0:32分 ネイマール(パリ・サンジェルマン)[PK]
2-1:34分 黒川圭介(ガンバ大阪)
3-1:37分 ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン)
4-1:39分 リオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)
5-1:60分 ネイマール(パリ・サンジェルマン)
5-2:70分 山見大登(ガンバ大阪)
6-2:86分 キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)[PK]