移籍が噂されるブラジル代表FWロベルト・フィルミノ(30)だが、リバプールに今夏の移籍市場で売却するプランはないようだ。

フィルミノはこれまでFWモハメド・サラー、FWサディオ・マネと“フロントスリー”を形成してチームを牽引。卓越した技術と高い献身性を備え、ファンからは親しみを込めて“ボビー”と呼ばれる人気の高い選手だ。

しかし、昨シーズンは度重なるケガやFWジオゴ・ジョタの台頭、FWルイス・ディアス加入に伴うマネのトップへのコンバートもあり、チームでの序列が低下。さらに、リバプールは今夏の移籍市場でベンフィカからFWダルウィン・ヌニェスを獲得したことから、フィルミノの立場はさらに危ぶまれている。

こうした状況に目をつけたのがユベントスだ。昨季に11シーズンぶりの無冠で終えたクラブは、契約満了で退団したアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラの穴埋めとしてフィルミノ獲得を目論んでいる。

イタリア『TuttoMercatoWeb』によると、2300万ユーロ(約32億円)の正式オファーは即却下されたものの、ユベントスは2度目のオファーを出す予定とのこと。リバプールもマネやFW南野拓実、FWディヴォク・オリジが退団するなど今夏にチームの入れ替えが発生しているため、フィルミノについても売却に応じる可能性はあると考えている模様だ。

しかし、地元紙であるイギリス『リバプール・エコー』によると、クラブはよほど高額な金額を積まれない限り、フィルミノ売却に応じるつもりはないという。安価で売却するよりも、来夏のフリー退団がやぶさかではないという考えのようだ。

ユルゲン・クロップ監督も「誰も出て行きたがらないなら、我々の移籍市場は終わりだ」と語っており、フィルミノが強く希望しない限り、今夏の移籍は実現しなさそうだ。