ニースがウェールズ代表MFアーロン・ラムジーの獲得に続き、複数選手の獲得に迫っているようだ。フランス『フット・メルカート』が報じている。

クリストフ・ガルティエ監督の退任に伴い、ルシアン・ファブレ新監督を招へいした、昨シーズンのリーグ・アン5位のニース。

今夏の移籍市場では前述のラムジーという大物に加え、ポーランド代表GKマルシン・ブルカをパリ・サンジェルマンから買い取り、ロコモティフ・モスクワからU-21フランス代表MFアレクシス・ベカ・ベカの獲得に成功した。

しかし、イギリス人富豪の下で積極補強を図るチームは、さらに3選手の獲得に向けて動いているという。

現在、最も獲得が迫っているのは、レスター・シティのデンマーク代表GKカスパー・シュマイケル(35)。

2011年夏にレスターへ加入し、不動の守護神として2015-16シーズンのプレミアリーグ優勝、昨シーズンのFAカップ優勝に貢献したレジェンドGKは、クラブ間、個人間でも合意に至っており、3日には現地入りしメディカルチェックを受ける見込みだという。

また、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ニースはエンポリのU-21イタリア代表DFマッティア・ヴィティ(20)の獲得を決定的なモノとしているという。

エンポリの下部組織出身のヴィティは190cmの左利きのセンターバック。昨シーズンに台頭したU-21イタリア代表DFは、サイズを感じさせないスピードや左足から繰り出される正確なパスを特長とするモダンなセンターバックとして国内でも高い評価を集めている。

ニースはその逸材獲得に、1200万ユーロ(約16億1000万円)+アドオンという好条件のオファーを掲示。今週中にも移籍が完了する見込みだ。

また、前述の両者に比べると、現時点での獲得の可能性は高くないものの、シャフタール・ドネツクのウクライナ代表FWミハイロ・ムドリク(21)の獲得にも動いているという。

シャフタールの下部組織で育ち、2020年7月に19歳でトップチームデビューを飾ったムドリク。左サイドを本職とする右利きのアタッカーで、2021-22シーズンはチームの主力として活躍し、ロシアによるウクライナ軍事侵攻に伴う国内の全公式戦が中止となるまでにリーグ戦では11試合2得点7アシストを記録し、チャンピオンズリーグ(CL)でもグループステージ全6試合に出場していた。

決定力、アタッキングサードでの判断力に課題を残すものの、爆発的なスピードとドリブルテクニックを特長とするウクライナ期待の若手に対しては、レバークーゼンが以前から強い関心を示してきたが、ニースもその争奪戦に参加しているという。

シャフタールが望む2000万ユーロ(約26億7000万円)という移籍金に加え、個人間での合意も伝えられるレバークーゼンとの競合により、こちらは一筋縄ではいかないオペレーションとなっている。