3日、YBCルヴァンカップ・プライムステージ準々決勝第1戦、名古屋グランパスvs浦和レッズが豊田スタジアムで行われ、1-1で引き分けに終わった。

前回大会の覇者・名古屋と2016年以来の優勝を狙う浦和の対戦は、今週末のリーグ戦と第2戦を含めて同一カード3連戦となっている。

公式戦3試合勝利なしと苦しんでいる名古屋は、今夏に湘南ベルマーレから加わった永木亮太が加入後初先発を飾り、鹿島アントラーズ時代のようにレオ・シルバとコンビを組む。最前線には20歳の石田凌太郎を起用した。

対する浦和はリーグ戦3連勝と絶好調。昨年のニューヒーロー賞を受賞し、先日のEAFF E-1サッカー選手権では日本代表初キャップを記録したGK鈴木彩艶が先発に名を連ね、アレクサンダー・ショルツも帰ってきた。

序盤は名古屋にボールを持たせた浦和は、2分に速攻を仕掛けてダヴィド・モーベルグがカットインから左足。さらに、右ポケットを攻略しての折り返しから松尾佑介がフィニッシュを迎えるも、ゴール前の小泉佳穂に当たってしまい、オフサイドとなった。

名古屋は仙頭啓矢がミドルを見せるも、バーを越える。石田のヘディングはGK鈴木に阻まれ、永木も右足でのフィニッシュを見せたが、こちらも枠を捉えられなかった。

互いに攻めあぐねる雰囲気が漂う中で、試合を動かしたのは36分の浦和。長いボールを右の高い位置で収めたモーベルグがマーカーをずらしてボックス角付近から左足でインスイングのクロスを送り、DFの背後から顔を出した松尾が右足を懸命に伸ばして合わせると、シュートはGKランゲラックの手を弾いてゴールに吸い込まれた。

アウェイゴールを許した名古屋はハーフタイムに2枚替えを決行。ただ、浦和も後半開始早々に稲垣祥のシュートを防ぎに行ったショルツが足を踏まれる恰好となり、プレー続行不可能に。交代を余儀なくされ、知念哲矢とともに関根貴大がピッチへ送られた。

互いにカードを切った中で次のゴールを生んだのは名古屋。59分、左サイドからマテウス・カストロが中央へ速いパスを入れると、仙頭がワンタッチで落として重廣卓也がボックス左を取る。折り返しをファーで森下龍矢が詰め、試合を振り出しに戻した。

ゲームは次第にオープンな展開となるも、両チームともに最後まで勝ち越しゴールを奪うことはできず、同点のまま試合終了。勝ち切れないながらも、追い付いた名古屋、アウェイゴールを奪った浦和と、ポジティブな要素を得つつ第2戦へ臨むこととなった。

名古屋グランパス 1-1 浦和レッズ
【名古屋】
森下龍矢(後14)
【浦和】
松尾佑介(前36)