明治安田生命J1リーグ第24節、京都サンガF.C.vs柏レイソルが6日にサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、2-1でアウェイの柏が逆転勝ちを収めた。

中断前のサンフレッチェ広島戦、代表ウイーク明けのガンバ大阪戦と、2試合連続で追い付いてのドローとなっている京都。3日間で選手8名が新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性判定となる苦しい条件下、前節から先発を7人入れ替えた[3-4-2-1]でスタートした。

一方、3連敗のち3連勝と好調の柏は、キーマンのマテウス・サヴィオと日本代表DF大南がベンチからも外れた。ルーキーの土屋がJ1初出場を飾り、中盤の一角を務めた。

ボックス手前右から武田が左足でのフィニッシュを見せた立ち上がりの京都は序盤からペースを握ると、早々の7分にゲームを動かす。中盤の自陣右寄りで豊川がファウルを受けると、この日は右のウイングバックに入った福岡がクイックリスタートで武富を狙って一気に前線へ。対角へのパスは、古巣対戦となった高橋に対応されたが、GK佐々木も飛び出しており、ゴールはがら空きの状態に。こぼれ球を武田が蹴り込んでネットを揺らした。

武田のJ1初ゴールでさらに勢いづいた京都は20分にも分厚い攻撃を仕掛け、松田のシュートが弾かれたところに詰めれば1点というシーンを作る。ただ、柏もこれをしのいでカウンターに転じ、ドッジがボックス内からシュート。GK上福元にセーブを強いた。

すると、飲水タイム明けの25分。柏は京都のプレスを高橋が縦パスでひっくり返すと、右サイドのスペースへ出たボールは、ドッジと本多の走り合いとなる。ドッジの推進力に圧を感じた本多はバックパスを選択すると、これが前に位置取っていたGK上福元の頭上を越えてしまい、オウンゴールとなった。

互いに鋭い攻撃を繰り出しつつ、同点で迎えた後半は京都の武富が51分にマーカーをずらしつつ、ボックス手前左から右下隅を狙う際どいシュートを放つも、GK佐々木のファインセーブに阻まれた。また、このプレーの直前にアタッキングサードで相手をかわそうとした荻原が着地の際に左足首を捻り、担架でピッチを後に。54分にメンデスとの交代を余儀なくされた。

64分に椎橋の地の這うようなミドルを見せた柏は、相手の足が止まり始めたこともあり、次第にボールを握る時間が増加。ブロックには遭うものの、フィニッシュに至るシーンも数多く作る。

流れを取り戻したい京都はピーター・ウタカに加え、J1通算200試合出場となる大前も投入。さらに、足を痛めた先制点の武田に代わり、山田がピッチへ送り出された。

オープンな展開となった終盤にはアンジェロッティやウタカなど、両チーム途中出場選手がフィニッシュシーンを作るも、枠を捉えられずにアディショナルタイムへ突入。引き分けかと思われた最終盤、試合は劇的な幕切れを迎える。

目安の5分を過ぎた追加タイム8分、椎橋のスルーパスから相手ディフェンスラインの背後を取った武藤がボックス右での一対一を迎えると、シュートはGK上福元の股間を抜けてゴールに吸い込まれた。

これが決勝点となり、柏が逆転勝ちで4連勝を達成。一方の京都は、5試合勝利から遠ざかっている。

京都サンガF.C. 1-2 柏レイソル
【京都】
武田将平(前7)
【柏】
OG(前25)
武藤雄樹(後53)