明治安田生命J1リーグ第24節、名古屋グランパスvs浦和レッズが6日に豊田スタジアムで行われ、3-0で名古屋が勝利した。

12位の名古屋(勝ち点26)と8位の浦和(勝ち点32)が激突。両者は3日のルヴァンカップ準々決勝でも対戦しており、両レグ合わせて3連戦となる。

リーグ戦においては、前節の名古屋は北海道コンサドーレ札幌に土壇場で追いつかれ、痛恨の勝ち点逸。ここ7試合で1勝という不調に陥っている。一方の浦和は対照的に3連勝中。前節は新型コロナ蔓延で満身創痍の川崎フロンターレに3-1で快勝した。

名古屋はスタメンを前節から1人変更、浦和は5人変更して臨んだ一戦。序盤は互いにロングボールを活用した戦術をとるが、精度を欠いてなかなか攻撃には結びつかない。

そんな中、名古屋は18分にマテウスがボックス右から上げたクロスを永井がダイレクトボレー。枠には飛ばなかったが攻撃のリズムを徐々に掴むと、迎えた27分に先制に成功する。

敵陣右サイドのスローインを素早く再開し、ボールは右サイド最深部のマテウスの下へ。マテウスは対面する明本の股を抜くパスをボックス右の永井に繋げると、永井も相手の股を抜くクロスを供給。最後はゴール前に飛び込んだ重廣が押し込んだ。

浦和は35分の松崎のミドルシュートが相手ゴールを脅かしたものの、それ以外の攻撃はからっきし。不用意にロングボールを放り込めば時にカウンターの餌食となる。

前半アディショナルタイム、岩波が蹴ったロングボールを名古屋が跳ね返すと、こぼれ球を最終ラインの知念が対応ミス。その隙にボールを奪った永井が敵陣中央をドリブルで運び、最後はボックス右のマテウスが左足で丁寧に流し込んで追加点をもたらした。

後半も名古屋ペースが続く。まずは51分、永井の猛プレスでGKのミスキックを誘発し、稲垣がボックス手前でボールを奪取。ボールはボックス右のマテウスを経由して森下に渡ると、ボックス中央から左明日を振り抜いたシュートがクロスバーを直撃。まだまだ追加点の匂いを窺わせる。

すると64分、右サイドの深い位置に送ったロングボールは味方に届かなかったものの、相手が縦に繋ごうとしたパスを永井が強襲。ボールを奪った勢いでボックス右に侵入し、横パスを稲垣がシュート。これはGKに防がれたが、弾かれたボールが永井のもとへ流れ、体に当てながら押し込んだ。

その瞬間、主審はホイッスルを鳴らしハンドを主張。しかし、VARで確認した結果、腕には当たっておらず、ゴールは認められた。なお、永井はこの試合がJリーグ通算350試合目。節目の試合を自らのゴールで飾った。

その後、1ゴール2アシストと大車輪の活躍を披露した永井は仙頭との交代でお役御免。名古屋は守備に徹し、3点差を保ったまま試合をクローズ。これで長谷川健太監督と共にJ1通算250勝目となった。

名古屋 3-0 浦和
【名古屋】
重廣卓也(前27)
マテウス・カストロ(前50)
永井謙佑(後19)