2022-23シーズンのリーグ・アン開幕節、クレルモンvsパリ・サンジェルマン(PSG)が6日に行われ、アウェイのPSGが0-5で勝利した。

昨シーズンにリーグ・アンを制したPSGは、ポチェッティーノ前監督を解任し、前ニース指揮官のガルティエ監督を新指揮官に据えた。その初陣となったトロフェ・デ・シャンピオンを4-0の快勝で飾った新チームは、リーグ開幕戦で昨季17位のクレルモンのホームに乗り込んだ。

ガルティエ監督はこのリーグ開幕戦に向け、内転筋の問題で招集外のムバッペを除く現状のベストメンバーを起用。メッシをトップ下、2トップにサラビア、ネイマールを配した[3-4-1-2]の布陣で臨んだ。

ホームでの開幕戦ということもあり、クレルモンが勢いを持って試合に入ったが、昨季王者が早速力の差を見せつける。開始9分、ボックス左に抜け出したサラビアがゴールライン際でマイナスへ深く折り返すと、ニアのメッシのトラップが流れたところをサポートしたボックス中央のネイマールが右足のシュートをゴール左隅へ流し込んだ。

幸先よく先制に成功したPSGは、すぐさま反撃に出たクレルモンの勢いに晒されるが、決定機までは許さない。すると、26分には中盤でのボール奪取から高速カウンターを発動。メッシとのコンビで中央を突破したネイマールのスルーパスに快足を飛ばして追いついたハキミがそのままボックス右に持ち込んで強烈な右足のシュートをニア上に突き刺した。

これでホームチームの勢いを削ぐことに成功したPSGは、セットプレーやサイドアタックからセルヒオ・ラモス、ヌーノ・メンデスらに続けて決定機が訪れると、39分には相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのネイマールが正確なクロスボールをゴール前のスペースへ落とすと、フリーで抜け出したマルキーニョスが頭で合わせ、決定的な3点目まで奪って見せた。

3点リードで試合を折り返したPSGは後半も危なげなく試合をコントロール。ただ、引き続き高いモチベーションで戦うクレルモンの粘り強い守備を前に、なかなか4点目を奪い切れない。

後半半ばを迎えてガルティエ監督は67分にセルヒオ・ラモス、ヴィティーニャを下げて、ムキエレ、パレデス。78分にはメンデス、サラビアに代えてベルナト、エキティケを同時投入。

一連の交代で再びゴールへの意識を強めたアウェイチームは80分、マルキーニョスのパスカットを起点とした鮮やかなカウンターから、最後はボックス中央でネイマールからのプレゼントパスをメッシが冷静に左足で流し込み、開幕戦でのゴールを記録。

すると、このゴールに気を良くしたか、直後の86分には同胞パレデスからの絶妙な縦パスに反応したメッシはゴールを背にしての胸トラップから圧巻のオーバーヘッドシュートを叩き込み、この日のゴールショーを締めくくるチーム5点目とした。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ネイマールの1ゴール3アシストにメッシの2ゴールと役者がきっちり仕事を果たしたPSGがリーグ・アン連覇に向けて最高のスタートを切った。