10日、YBCルヴァンカップ・プライムステージ準々決勝第2戦、浦和レッズvs名古屋グランパスが埼玉スタジアム2002で行われ、3-0で浦和が勝利。合計スコア4-1で浦和が準決勝進出を決めた。

前回大会の覇者・名古屋と2016年以来の優勝を狙う浦和の同一カード3連戦は3日の第1戦が1-1、6日の明治安田生命J1リーグ第24節では3-0と名古屋が勝利を収めていた。

浦和は負傷から戻ってきた酒井とアレクサンダー・ショルツが先発に名を連ね、名古屋は夏に加入した新戦力の永井、永木、重廣がスタメン入りを果たした。

開始早々から攻勢を強めたのは名古屋。岩波のトラップミスに乗じたマテウス・カストロがボックス左の角度のない位置から左足を一閃し、5分にも単騎勝負から左足のシュートを放つ。さらには、ボックス手前右からもミドルを見せるなど、キックオフ直後から存在感を見せた。

アグレッシブな姿勢を見せたのは名古屋だったが、チャンスを生かしたのは浦和。31分、深い位置へ足の長いボールを送り、ボックス手前左にこぼれたボールを大畑が外へはたく。松尾が右足で柔らかいクロスを入れると、ワンテンポ遅らせてゴール前へ顔を出した伊藤が高い打点ヘディングを右隅へ決めた。

これでホームチームへ流れが傾くと、モーベルグのフィニッシュで得た右CKから岩尾のキックに岩波がヘッド。ディフレクションしたボールはGKランゲラックに辛うじてかき出されたものの、41分にセットプレーから追加点を挙げる。

左CKを蹴った岩尾のストレート性のボールは、糸を引くようにファーの伊藤の左足へ。抑えの効いた完璧なボレーシュートはGKランゲラックの指先を弾いて鮮やかにゴール右隅へと吸い込まれた。

2点のビハインドを負った名古屋はハーフタイムに4枚替えを決行。再び攻勢を強めると、中盤でのボールの奪い合いを制して相馬がボックス左から狙う。さらには、森下のグラウンダーのクロスを収めた仙頭が右足を振るが、シュートはクロスバーを越えてしまう。

時間とともに焦りも見え始めるアウェイチームを後目に、70分の浦和は浮き球に反応して右のポケットを取った明本が左足のボレー。これはGKランゲラックの顔面ブロックに遭うが、72分に投入された江坂が1分後にクロスバーをたたくヘディングを放つなど、こちらも攻撃の手を緩めない。

効果的な攻撃でフィニッシュまで至る浦和は86分に大きな3点目を奪取。敵陣左サイドで明本がインターセプトして持ち上がり、ユンカーとのワンツーを使って中央へ舵を取り、横パス。受けた江坂は丸山をかわしてボックス内へ侵入すると、戻ってきた稲垣とのコンタクトにも倒れず、左足で左隅へ流し込んだ。

勝負を決める一発が決まり、名古屋の勢いもトーンダウンすると、ホームサポーターの声援を背に浦和が残りの時間をコントロールしてタイムアップ。合計スコア4-1で、ベスト4入りを決めた。

なお、浦和は準決勝でセレッソ大阪と対戦。第1戦は9月21日、第2戦は25日に行われる予定だ。

浦和レッズ 3-0(AGG:4-1) 名古屋グランパス
【浦和】
伊藤敦樹(前31、前41)
江坂任(後41)