ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(70)が、モロッコ代表を退任することが濃厚となった模様だ。フランス『レキップ』が報じている。

2019年8月にモロッコ代表の指揮官に就任し、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)出場に導いたハリルホジッチ監督。

しかし、数カ月前からチェルシーのMFハキム・ツィエクやバイエルンのDFヌサイル・マズラウィら一部選手との確執により、チームの主力となりうる実力者を除外するなど、メンバー選考に関して批判の声が集まっていた。

今年5月には解任論が高まり、モロッコサッカー協会(FRMF)は同時点での解任を否定する声明を発表。これにより、一旦の火消しとなったが、やはりFRMFは同監督の解任を決断した模様だ。

『レキップ』によると、現在FRMFのファウジ・レキジェア会長と、ハリルホジッチ監督は契約解除に向けた話し合いを行っているという。同会長は自国の代表サポーターに対して、ツィエクの代表復帰を約束しており、その約束を守るために対立する指揮官の解任を選択した模様だ。

なお、後任候補の筆頭はモロッコ人指揮官のワリド・レグラギ氏(46)。

右サイドバックとしてモロッコ代表で45キャップを刻んだレグラギ氏は、指導者としては2012年から2013年に同国代表のアシスタントコーチを務め、カタールのアル・ドゥハイルを経て昨シーズンは母国屈指の名門であるウィダードACを指揮。国内リーグのボトラ、CAFチャンピオンズリーグのシーズン2冠達成に導いていた。

かつては日本代表も指揮したハリルホジッチ監督。2010年のコートジボワール代表、2014年のアルジェリア代表、2018年の日本代表に続き、今大会でもモロッコをワールドカップ(W杯)出場に導いていた。

指導者として、4つの別の国を率いて4大会連続でW杯の出場権を獲得した初めての監督となったハリルホジッチ監督だが、2018年の前大会に続き2大会連続での大会前解任という、これまた稀な記録を残すことになりそうだ。

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