明治安田生命J1リーグ第25節の1試合が14日にパナソニック スタジアム 吹田で行われ、アウェイの清水エスパルスがガンバ大阪を2-0で下した。

1試合未消化で暫定16位のG大阪は前節中止で約2週間空いての今節となるなか、新戦力のファン・アラーノが同じく今夏加入の鈴木武蔵ともにベンチ入り。一方、勝ち点2差でひしめく残留争いのライバルとの敵地戦に挑む15位の清水は北川が今夏復帰後3試合目にして初先発した。

今夏に積極補強を施して残留争いからの脱出を期す両クラブの一戦は立ち上がりの主導権を握ったG大阪が押し気味に進めるが、清水も9分にボックス左のチアゴ・サンタナによる左足フィニッシュがクロスバーを叩けば、13分にカウンターから乾もゴールに迫り、攻めの形を作り出す。

相手にあわやという場面も作られながら、スムーズにボールを前に持ち運ぶG大阪は持ち前の積極性を打ち出す食野が攻撃をリードするが、縦にしぷるな攻めで仕掛ける清水も36分に右CKから鈴木義宜のクロスバーを叩くダイビングヘッド。前半の半ば以降も一進一退の攻防が続く。

互いに狙いを表現しながらゴールレスで折り返した試合もボールを保持して崩しにかかるG大阪と直線的な攻めを徹底する清水という構図に。そのなか、60分に清水がカルリーニョス・ジュニオを投入すると、G大阪もデビュー戦のファン・アラーノと鈴木武蔵を一挙に送り出す。

両軍が途中出場の選手でこう着状態を崩そうと動いたなか、G大阪が先にその効果をなす。65分、右CKからファン・アラーノの右足キックにボックス中央で競り勝った昌子が頭で合わせると、ゴール前で完全にフリーの鈴木武蔵にビッグチャンス。だが、押し込み切れなかった。

後ろに重たい時間が長くなる清水だが、69分にベンジャミン・コロリとホナウドを入れ、飲水タイムを挟むと、それが奏功。73分、カルリーニョス・ジュニオのパスをボックス右で受けたベンジャミン・コロリが今季3得点目を右足で決めてみせ、ほしかった先制点をもぎ取る。

追いかけるG大阪は残る交代枠でケガ明けの山本悠樹、倉田秋、ウェリントン・シウバを立て続けに送り出すが、清水がミスを見逃さず。86分、ボール奪取のチアゴ・サンタナがボックス左からゴール前に折り返すと、カルリーニョス・ジュニオが左足で2戦連発弾を記録した。

終盤に決定的な追加点を手にした清水はそのままG大阪の反撃を無失点で抑え込み、残留に大きな今季初の連勝。G大阪はこれで6試合勝ちなしで、暫定ながら最下位のジュビロ磐田と勝ち点22で並び、降格圏17位に転落している。

ガンバ大阪 0-2 清水エスパルス
【清水】
ベンジャミン・コロリ(後28)
カルリーニョス・ジュニオ(後41)