2022-23 WEリーグカップ・グループB第2節、ノジマステラ神奈川相模原vsINAC神戸レオネッサが28日に相模原ギオンスタジアムで行われ、ゴールレスドローに終わった。

昨季は10位に沈み、平均観客動員数でも956人と最少だったノジマステラ。今季はFCふじざくら山梨から菅野将晃新監督を4シーズンぶりに招へいし、再建を託した。

Jリーグチームを率いた経験もある菅野監督は、2012年のクラブ創設時からGM兼監督として尽力。県リーグから始まり、なでしこリーグ3位となるまでにチームを成長させた実績を持つ。

ノジマステラは2017年の皇后杯準優勝メンバーも続々と復帰。平野優花がケルンから3年半ぶりに、南野亜里沙がジェフユナイテッド市原・千葉レディースから1年半ぶりに戻り、この日のスターターに。新シーズンとなる今節は、当時採用していた[4-3-3]で臨んだ。

昨季のリーグ戦女王であるINACは、朴康造監督の初陣となった第1節の千葉戦を3-2で勝利。ただ、今節は指揮官に新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の陽性判定が出たため、東依里コーチが指揮を執る。

ハードワークとショートパスというスタイルが復活したノジマステラは、ボール保持者を素早く囲い込み、小気味よいパスワークを駆使して主導権を握る。ボックス内での決定機までは至らなかったが、杉田亜未のミドルや南野の右足でフィニッシュシーンを作った。

前節同様、3バックでINACは中盤から先で前を向かせてもらえずに攻撃の形を作れなかったが、次第にサイドのスペースを見つけ出す。中長距離のパスを起点に、クロスからゴールに迫ったが、互いに無得点のまま前半を終えた。

後半はINACも前線からの守備がはまり出し、ポゼッション率も向上。中盤でもノジマステラのプレスを回避できるようになり、守屋都弥の右クロスから成宮唯の右足がクロスバーを直撃するなど、次第に相手ゴールへ近づいていく。

守勢の時間が続くノジマステラは古参の石田みなみや新加入の浜田遥を投入するも、状況を打開するには至らず。攻勢を強めるINACも右CKからの田中美南がヘディングは左のポストに嫌われ、ネットを揺らせない。

攻めるINACと守るノジマステラの構図は最後まで続くも、最後までゴールは生まれずドローでタイムアップ。耐え切ったノジマステラは去年のリーグ女王から価値あるドロー、INACは決定力不足が響いて連勝とはならなかった。

◆WEリーグカップ グループステージ 第2節
8月28日
グループB
ノジマステラ神奈川相模原 0-0 INAC神戸レオネッサ

8月27日
グループA
三菱重工浦和レッズレディース 4-1 アルビレックス新潟レディース
AC長野パルセイロ・レディース 1-0 大宮アルディージャVENTUS

グループB
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 0-0 日テレ・東京ヴェルディベレーザ