ラ・リーガ第3節、バルセロナvsバジャドリーが28日にカンプ・ノウで行われ、ホームのバルセロナが4-0で快勝した。

前節、待望の初勝利を手にしたバルセロナは昇格組バジャドリーを相手に、ホーム初勝利と共に連勝を狙った。

難所アノエタでのアウェイゲームでは試合の内容自体は拮抗していたが、後半途中に投入したアンス・ファティが3ゴールに絡む圧巻の活躍をみせ、レヴァンドフスキの初ゴールを含むドブレーテなどで、レアル・ソシエダに4-1のスコアで勝利。

その勢いを生かしたいチャビ率いるチームは、開幕未勝利のバジャドリー撃破に向け、先発3人を変更。クリステンセンに代わってようやく登録が完了したクンデが公式戦デビュー。さらに、フレンキー・デ・ヨングに代わってサスペンション明けのブスケッツ、フェラン・トーレスに代わってハフィーニャが起用された。

注目のクンデを右サイドバックに配置したバルセロナは、ハフィーニャとデンベレが積極的に仕掛け、相手を押し込む入りとなる。

12分にはハフィーニャの左足インスウィングのクロスにゴール前で反応したレヴァンドフスキがヘディングで合わせるが、これは左ポストとGKマシプの背中に当たる。さらに、このこぼれ球にポーランド代表FWがすかさず詰めたが、押し込み切れない。さらに、22分にはボックス内でのレヴァンドフスキのお膳立てからデンベレに決定機が訪れるが、左足の強烈なシュートはクロスバーを叩いた。

2度のビッグチャンスを逸したホームチームだが、新生トリデンテに加えてインテリオールのガビやペドリも効果的に絡む多彩な仕掛けで序盤から相手を揺さぶり続けたこともあり、前半半ばにゴールが生まれる。

24分、ペドリから右サイドのタッチライン際でサイドチェンジを受けたハフィーニャがカットインからGKとディフェンスラインの間のスペースへ嫌らしい左足インスウィングのクロスを供給。これにファーサイドで反応したレヴァンドフスキが大きく弾んだボールを高く上げた右足の足裏で押し込み、2試合連続ゴールとした。

この得点以降もバジャドリーは大きく戦い方を変えず、畳みかける連続ゴールとはいかないバルセロナだが、圧倒的な個の力と創造性のある仕掛けで幾度もスタンドを沸かす。

そして、43分にはアラウホの見事なグアルディオラへの守備対応からブスケッツが右サイドのデンベレにすかさず縦パスを繋ぐ。デンベレは左足のカットインで相手守備を引き付けながら、レヴァンドフスキのニアへのランニングで空いた中央のスペースへ丁寧なラストパス。これにタイミング良く走り込んだペドリが右足のダイレクトシュートをゴール右隅へ突き刺した。

レヴァンドフスキとペドリのゴールによって余裕を持って後半に入ったバルセロナは、引き続き相手陣内でのプレーを続ける。ただ、流し気味にプレーしていることもあり、前半ほど攻撃に迫力を出せない。

そういった中、チャビ監督は61分にアラウホ、ガビ、ハフィーニャを下げてセルジ・ロベルト、アンス・ファティ、デ・ヨングを投入。この3枚替えで全体の活力を上げる。

すると、65分には右サイドのデンベレからのラストパスに抜け出したレヴァンドフスキがゴール右角度のないところからDFホアキンの股間を狙ったヒールシュートを放つと、わずかにディフレクトしたボールがゴール左隅に決まり、百戦錬磨のストライカーは2試合連続ドブレーテを達成した。

これで試合の大勢が決した中、69分にはセルヒオ・レオン、オスカル・プラノ、ロケ・メサと、意地を見せたいバジャドリーがボックス付近で続けて決定的なシュートを放つ。だが、ここはGKテア・シュテーゲンのビッグセーブと、センターバックにポジションを移したクンデの見事なゴールカバーでゴールを割らせない。

その後、ブスケッツ、デンベレを下げてケシエ、フェラン・トーレスの投入で試合をクローズにかかるバルセロナ。

もうひと盛り上がりがほしい後半アディショナルタイムには、セルジ・ロベルトとフェラン・トーレスのコンビで右サイドを崩してボックス内のレヴァンドフスキにトリプレーテのチャンスが訪れるが、ここはシュートをクロスバーに当ててしまう。それでも、この撥ね返りをセルジ・ロベルトが冷静に押し込み、トドメの4点目を奪い切った。

レヴァンドフスキの2試合連続ドブレーテにペドリの今季初ゴール、クンデのデビューと実り多き内容でホーム初白星のバルセロナが、今季初の連勝を飾った。