トッテナムの元イングランド代表MFハリー・ウィンクス(26)のサンプドリア移籍が決定的となった。

幼少期からトッテナムのアカデミーに在籍するウィンクスは2014年にトップチームデビューを果たすと、ここまで公式戦203試合に出場。マウリシオ・ポチェッティーノ体制では中盤のバランサーとして主力を担った。

しかし、以降は細かい負傷離脱やパフォーマンスの問題もあり、序列が低下。昨シーズン途中に就任したアントニオ・コンテ監督の下ではMFロドリゴ・ベンタンクール加入後に出場機会が激減。さらに、今夏にクラブがMFイヴ・ビスマを獲得したことで、完全に構想外となった。

今夏の移籍市場ではサウサンプトンやニューカッスル、エバートンといった国内クラブへの移籍が取り沙汰されたが、2500万ポンド(約40億3000万円)程度と言われる移籍金を支払ってまで獲得に動くクラブはなかった。

選手本人は国内でのキャリア継続を希望していたが、移籍市場閉幕が迫る中、以前からオファーが届いていたサンプドリアへの移籍を受け入れる形となった。

移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、サンプドリアでテクニカルディレクターを務めるカルロ・オスティ氏は、「トッテナムからハリー・ウィンクスを獲得することで合意に達した。近々契約書にサインするつもりだ」と、同選手の獲得を認めた。

なお、ウィンクスは29日にジェノヴァ入りし、メディカルチェックを受診予定。移籍形態に関しては、買い取りオプションの有無は不明だが、1年間のレンタル移籍に。また、サラリーの大部分をトッテナムが負担する形になるという。