31日、明治安田生命J1リーグ第20節の川崎フロンターレvsサガン鳥栖が等々力陸上競技場で行われ、4-0で川崎Fが勝利した。

勝てば首位の横浜F・マリノスに肉薄できる川崎Fと上位争いに残りたい鳥栖の一戦。今季の対戦は鳥栖のホームで0-0のゴールレスドローに終わっていた。

前節は鹿島アントラーズに勝利し3連勝中の川崎Fは、3名を変更。GK丹野研太、登里享平、小林悠が外れ、チョン・ソンリョン、車屋紳太郎、知念慶が入った。

対して6戦無敗、前節はアビスパ福岡と引き分けた鳥栖も3名を変更。藤田直之、宮代大聖、本田風智が外れ、小泉慶、森谷賢太郎、垣田裕暉が入った。

立ち上がりから鳥栖はハイプレス、川崎Fはボールを繋いで背後のスペースを狙っていく形で試合が推移。しかし、互いに決定的なシーンを作れないまま20分が経過する。

川崎Fはボールを保持しながら、右サイドの山根を中心に攻撃を仕掛ける展開。鳥栖はボールを奪えば、左サイドの岩崎を使って川崎F陣内に攻め込んでいく。

大きな決定機がないまま飲水タイムを迎えたが、その直後にスコアが動く。

26分、鳥栖のビルドアップのパスをカット。右サイドでパスを受けた家長がボックス右から右足でクロス。これに対して知念がダイビングヘッドで合わせ、川崎Fが先制する。

一瞬の隙を突いてゴールを奪った川崎F。その後は一進一退の攻防が続いていくが、互いに決定的なチャンスは迎えられない。

鳥栖は40分に前半最大のチャンス。福田が縦パスを送ると、垣田がボックス手前中央で収め、反転から左足シュート。枠を捉えるが、GKチョン・ソンリョンがセーブする。

すると45分、川崎Fはボールを繋ぐと、中央にカットインした山根がパスを受け左へ展開。これに抜けたマルシーニョがボックスに侵入すると、GKとの一対一を冷静にネットを揺らす。しかし、VARのチェックの結果、マルシーニョがオフサイドだったとし、ゴールは認められなかった。

1点ビハインドの鳥栖は、ハーフタイムに垣田と岩崎を下げ、本田風智と西川潤を投入。システムもスタート時に戻して反撃に出る。

しかし、47分に川崎Fが追加点。右CKを得ると、脇坂のクロスをジョアン・シミッチがボックス中央でヘッド。ドンピシャのヘッドが見事に決まった。

さらに52分にはFKからのクロスをボックス内でジェジエウがヘッド。これが枠を捉えるが、GK朴一圭が横っ飛びでセーブし追加点を許さない。さらにその流れから53分には脇坂がゴール正面からミドルシュート。枠を捉えるが、これもGK朴一圭が立ちはだかり得点を許さない。

なんとか守り切った鳥栖だったが56分に川崎Fが上手さを見せる。鳥栖が川崎Fのゴール付近でFKのチャンス。クロスをブロックすると、脇坂が大きく蹴り出す。するとこれに反応したマルシーニョが、ボックスを大きく出ていたGK朴一圭の位置をよく見て無人のゴールへロングシュート。これが決まり、リードを3点に広げる。

リードを広げられた鳥栖は61分、途中出場の本田が左サイドからカットインしてミドルシュート。鋭いシュートが飛ぶが、ゴールを捉えられない。

3点リードということもあり川崎Fは徐々にペースを落とすと、鳥栖が何度かゴールに迫るが、決定的なチャンスを作ることはできない。

すると87分に川崎Fが一瞬の隙を突くことに。左サイドで車屋のスルーパスに反応した宮城がダイレクトでグラウンダーのクロス。これに小林が飛び込むが鳥栖はGK朴一圭がセーブ。しかし、最後は大島がダイレクトで蹴り込み、川崎Fは4点目を奪い切る。

その後も攻め込むのは川崎F。最後までゴールを目指したがタイムアップ。4-0で連勝を「4」に伸ばした。鳥栖は無敗が「6」でストップした。

川崎フロンターレ 4-0 サガン鳥栖
【川崎F】
知念慶(前26)
ジョアン・シミッチ(後2)
マルシーニョ(後11)
大島僚太(後42)