プレミアリーグ第6節、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルが、日本時間4日24:30にオールド・トラッフォードでキックオフされる。開幕連敗からの3連勝と出入りの激しい序盤戦を過ごす赤い悪魔と、開幕5連勝で首位をキープする絶好調のガナーズによる注目のビッグマッチだ。

テン・ハグ新監督の下で捲土重来を期すシーズンに臨むユナイテッドだが、開幕2試合はブライトン、ブレントフォードに低調なパフォーマンスで連敗する最悪なスタートに。それでも、負傷者続出とはいえ格上のリバプール相手のホームゲームで会心の今季初勝利を挙げると、以降はサウサンプトン、レスター・シティを相手に内容面で課題を残しながらも2試合連続の1-0の勝利で3連勝を達成した。

自身の理想をひとまず脇に置き、守備の安定を最優先としたオランダ人指揮官の確かな手腕に加え、移籍市場終盤にはMFカゼミロ、FWアントニーと2人の実力派を獲得し、ここに来て名門復活への機運が高まる。その良いムードで迎える今季2度目のビッグマッチでは、リバプール戦同様に相手が手負いの状況にあるため、首位チームをきっちり叩いて上位浮上への足掛かりとしたい。

対するアーセナルは就任4年目となるアルテタ監督による長期的なプロジェクトが実を結び始め、開幕から唯一の5連勝で首位に立つ。ここまではボーンマスやレスターといった対戦相手に恵まれた部分もあるが、新エースのガブリエウ・ジェズスやジンチェンコが持つ勝者のメンタリティによって、これまででは勝ち点1どまりでもおかしくなかった接戦を勝ち切れている部分に大きな成長を感じる。

今季初のビッグマッチに向けては補強の失敗に加え、負傷者続出のボランチを中心に手負いの状況での戦いとなるが、アルテタのチームがトップ4フィニッシュではなく本気でリーグタイトルを目指すうえでは勝ち点3を持ち帰りたいところだ。

なお、昨シーズンの両者の対戦成績は1勝1敗の五分。ユナイテッドのホームゲームではFWクリスティアーノ・ロナウドの2ゴールの活躍もあり、ホームチームが3-2で勝利。一方、アーセナルのホームゲームではFWサカに加え、DFタヴァレス、MFジャカと伏兵2人がゴールを挙げたノースロンドンのチームが3-1の勝利を収めている。

◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-2-3-1】
予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:デ・ヘア
DF:ダロト、ヴァラン、マルティネス、マラシア
MF:エリクセン、カゼミロ
MF:サンチョ、ブルーノ・フェルナンデス、エランガ
FW:ラッシュフォード

負傷者:DFショー、ワン=ビサカ、ウィリアムズ、FWマルシャル、ペリストリ
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはマルシャルが引き続き欠場となる他、軽傷を抱えるショーとワン=ビサカの両サイドバックも欠場の可能性がある。

スタメンに関しては中2日の過密日程を考慮し、数人の入れ替えを予想。中盤ではマクトミネイに代わって、直近2試合途中出場のカゼミロが満を持して初スタメンとみる。また、アーセナルをリスペクトした場合、エリクセンに代えてより守備的なフレッジをカゼミロとのセットで起用する可能性もある。

前線はプレータイムをコントロールしていることもあり、引き続きサンチョ、エランガ、ラッシュフォードの起用を予想。ただ、エランガに代えてクリスティアーノ・ロナウドを起用し、ラッシュフォードを左に配置する形も想定される。エールディビジ史上最高額での加入となったアントニーはベンチスタートが濃厚だ。

◆アーセナル◆
【4-2-3-1】
予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ラムズデール
DF:冨安健洋、サリバ、ガブリエウ、ティアニー
MF:ホワイト、ジャカ
MF:サカ、ウーデゴール、マルティネッリ
FW:ガブリエウ・ジェズス

負傷者:GKラムズデール、DFジンチェンコ、MFトーマス、エルネニー、ウーデゴール、FWネルソン
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはジンチェンコ、トーマス、エルネニーの3選手が引き続き欠場となる。さらに、アストン・ビラ戦でそれぞれ太もも、足に軽傷を負った守護神ラムズデール、主将ウーデゴールにも欠場の可能性がある。

スタメンに関してはラムズデール、ウーデゴールがプレー可能と仮定して前述のメンバーを予想。仮に起用が難しい場合は、新加入のGKターナーがデビューを飾り、スミス・ロウがキャプテンの代役を担うことになる。

ビラ戦と全く同じメンバーの可能性も十分に考えられるが、守備面で大きな不安要素となるサンビ・ロコンガに代えてホワイトを中盤で起用し、冨安健洋を右サイドバックで初先発させるとみる。

★注目選手
◆マンチェスター・ユナイテッド:MFカゼミロ
Getty Images
ビッグマッチで満を持してのスタメンデビューへ。モドリッチ、クロースと黄金の中盤形成し、レアル・マドリーの多くのタイトル獲得に貢献したカゼミロ。しかし、今夏の移籍市場終盤に届いたユナイテッドからの好オファーを受け入れ、30歳にして自身初のプレミアリーグ挑戦を選択した。

ここまではコンディションや戦術への適応を考慮され、サウサンプトン、レスター戦ではリード時のクローザー役という限定的な役目を担う。投入時にチームがガス欠気味ということもあり、攻撃面での本領発揮には至らないが、持ち味のボール奪取、的確なプレー判断と百戦錬磨のホールディング・ロールとしての存在感を早くも示す。そして、満を持してのスタメンデビューが期待される今回のアーセナル戦では、好調な相手に対して攻守両面での本領発揮が期待されるところだ。

年功序列の傾向が強いセレソンにおいて後輩である3人のガブリエウに睨みを利かせつつ、マドリーの後輩であるウーデゴール(スミス・ロウ)というトップ下の選手をきっちり抑え込みたい。攻撃ではまだまだ不安定なビルドアップの起点となりつつ、B・フェルナンデス、エリクセンという名プレースキッカーが揃う中で攻撃時のセットプレーでも勝負強さを発揮したい。

◆アーセナル:FWガブリエウ・ジェズス
Getty Images
かつての宿敵相手に新エースとしての真価試される。今夏の移籍市場でハーランド、アルバレスと2人のストライカーを加えたマンチェスター・シティを去り、多くのオファーが舞い込んだ中でアーセナル行きを決断したジェズス。かつて指導を受けたアルテタの熱心なラブコールもあり、CL出場やタイトルへの野心を脇に置き、定期的なプレータイム、エースとしてのプレーを求めた25歳は、ここまで自身の選択の正しさを個人としてもチームとしても証明している。

プレシーズンの大活躍によってすぐさまエースとしての信頼を獲得すると、ここまでの5試合では3ゴール3アシストを記録。その数字以上に攻守両面での存在感が際立つ。

わずか数試合でオーバメヤンやラカゼットといったかつてのエースストライカーの存在を完全に忘れさせるブラジル代表FWだが、やはり真のエースとなるためにはビッグマッチでの活躍が必須。

シティ時代の対ユナイテッドとのリーグ戦は通算9試合に出場。しかし、ここまでゴールもアシストもなく、対戦成績でも3勝2分け4敗と負け越している。したがって、アーセナルのプレーヤーとして臨む最初のゲームでは初ゴールを奪い、チームを6連勝に導きたい。

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