チャンピオンズリーグ(CL)のグループD開幕節、トッテナムvsマルセイユが7日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのトッテナムが2-0で勝利した。

昨季、プレミアリーグの熾烈なトップ4争いを制して3シーズンぶりにCL出場権を手にしたトッテナム。フランクフルト、スポルティングCPと本命不在のグループステージ初戦では、昨季リーグ・アン2位のマルセイユをホームで迎え撃った。

コンテ監督は今週末にマンチェスター・シティとのビッグマッチが控える中、2-1で競り勝った直近のフルアム戦からはセセニョンに代えてペリシッチを起用した以外、同じメンバーを起用。前線はリシャルリソン、ケイン、ソン・フンミンが並んだ。

一方、開幕から好調を継続するトゥドール新監督率いるマルセイユでは、古巣初対戦のGKパウ・ロペスに加え、トッテナムのライバルであるアーセナルに在籍経験のあるゲンドゥージ、ヌーノ・タヴァレスがスタメン入り。なお、アレクシス・サンチェスは昨季インテルでのサスペンションが持ち越されて欠場となった。

ユベントスの元同僚である両指揮官は共に[3-4-2-1]の布陣で臨む。立ち上がりからマッチアップがかみ合う形となった中、後方から丁寧にボールを動かすマルセイユが主導権を握る。これに対して、トッテナムはコンパクトな守備で相手の攻撃を撥ね返しながら、ケインを配球役にリシャルリソン、ソン・フンミンが積極的に相手の背後を狙う。

その中でアウェイのマルセイユは、序盤からクラウスとタヴァレスの両ウイングが高い位置を取ってフィニッシュに絡むが、ボックス内への侵入は叶わず。ミドルレンジからシュートを打たされる形が目立つ。

一方、トッテナムは相手を自陣に引き込んでのロングカウンターを狙うものの、マルセイユ守備陣との球際の勝負で苦戦を強いられ、自慢のトリデンテが後ろ向きで潰される場面が散見。また、攻撃の軸を担うウイングバックを効果的に使うことができず、決定機はおろかフィニッシュの数が増えていかない。

前半半ばから終盤にかけては完全に試合は膠着。トッテナムは30分を過ぎてようやく相手陣内の深い位置まで運ぶシーンを増やしていくが、ケインやリシャルリソンのシュートは相手DFのブロックに阻まれる。前半終了間際にはマルセイユのゲンドゥージの鋭いミドルシュートがトッテナムゴールを襲ったが、ここはGKロリスがファインセーブで阻んだ。

マルセイユペースもゴールレスで折り返した試合。後半立ち上がりに試合の流れに大きな影響を与えるアクシデントが発生。47分、ケインのスルーパスに反応したソン・フンミンがDFムベンバとの走り合いを制すると、ボックス手前でスライディングで倒される。すると、これが決定機阻止と判断され、ムベンバにレッドカードが掲示された。

後半早々に数的優位を手にしたトッテナムは、相手が10人で守り慣れる前にゴールを奪おうと、ここからよりリスクを冒して前に出る。61分にはエメルソンを下げてクルゼフスキをウイングバックに配置。停滞した右サイドの攻撃にテコ入れを図る。

この交代で若干攻撃に厚みが生まれたものの、引いた相手の守備攻略に苦戦が続くホームチーム。コンテ監督は70分過ぎにはロメロとラングレを下げて、タンガンガ、ベン・デイビスとディフェンスライン2枚を交代する意外な采配を振るう。

決定機はおろか枠内シュートも打てない停滞した状況が続くチームだったが、待望のCLデビューとなったブラジル代表FWがチームを救った。76分、左サイド深くで仕掛けたペリシッチが完璧なクロスをゴール前に供給。うまくフリーとなったリシャルリソンがドンピシャのヘディングシュートを叩き込む。

これで均衡を破ったトッテナムは、81分にも右CKの二次攻撃から左サイドのホイビュルクが右足インスウィングでクロスを入れると、手前でDFジゴが被った背後にポジションを取ったリシャルリソンが再び頭で合わせ、右ポストの内側を叩いたボールがゴールネットを揺らした。

これで勝利を確信したコンテ監督は、この試合でも無得点に終わったソン・フンミンらを下げて逃げ切り態勢に。試合終了間際にアリに与えた決定機はベン・デイビスの好守で凌ぎ切り、2-0の完封勝利。

10人のマルセイユ相手に苦戦を強いられながらも、リシャルリソンの加入後初ゴールを含む2ゴールの活躍で今季CLを白星でスタートした。

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