冨安健洋の所属するアーセナルは8日、ヨーロッパリーグ(EL)グループA第1節でチューリッヒ(スイス)とアウェイで対戦し、2-1で勝利した。冨安はフル出場している。

直近のマンチェスター・ユナイテッド戦で今季初黒星を喫したものの、リーグ開幕5連勝と近年で最高の序盤戦を過ごすアーセナルは、その試合から先発を7人変更。ガブリエウ・ジェズスやウーデゴール、サカ、GKラムズデールらに代えてエンケティアやマルキーニョス、ファビオ・ヴィエイラ、ティアニーらを先発で起用。冨安は右サイドバックで今季初先発を飾った。

4シーズンぶりにELの舞台に戻ってきたスイス王者のチューリッヒに対し、やや後手に回ったアーセナルだったが、自陣からのロングカウンターで先制する。15分、ファビオ・ヴィエイラのロングスルーパスで左サイドを抜け出したエンケティアが早いタイミングでクロスを供給すると、駆け上がったマルキーニョスが右足でゴールネットを揺らした。

先制したアーセナルは20分にも、サンビ・ロコンガのロングパスでゴール前に抜け出したファビオ・ヴィエイラがループシュートを狙ったが、これは枠の上に外れた。

以降は主導権を握ったアーセナルが攻勢を続けたが、34分にピンチを迎える。ドリブルで右サイドを持ち上がったオキタの折り返しを中央のアイエグンが空振ると、流れたボールをセルナエスが合わせたが、シュートはティアニーのスライディングブロックで枠を外れた。

ピンチを凌いだアーセナルだったが、前半終了間際に試合を振り出しに戻される。43分、右CKの二次攻撃からボックス内で混戦となるとエンケティアが後ろからアリティを倒しPKを献上。このPKをクリエジウにゴール左隅へ決められ、1-1で前半を終えた。

ハーフタイム中に訃報が知らされたイギリス王室のエリザベス女王への黙とうが捧げられるなど、厳かな空気の中で迎えた後半は、ややアーセナルペースで試合が進むと62分にバイタルエリア右まで切り込んだマルキーニョスのクロスをファーサイドのエンケティアが頭で叩き込み、勝ち越しに成功した。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すが膠着状態が続く。そんな中、アーセナルは87分に8のスルーパスでボックス左まで侵入したマルティネッリの折り返しからジェズスに決定機が訪れたが、シュートは相手GKの好セーブに阻まれた。

結局、試合はそのまま2-1でタイムアップ。新加入マルキーニョスのデビュー弾を含む1G1Aの活躍でアーセナルが白星スタートを切った。