ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ開幕節が8日に欧州各地で行われた。

今大会の優勝候補に挙がるマンチェスター・ユナイテッドとアーセナルのプレミアリーグのメガクラブは、明暗分かれる形に。

リーグ4連勝と好調のユナイテッドは、ホームにレアル・ソシエダを迎え撃った。試合自体はコントロールしていたものの、アタッキングサードでの質を欠きゴールレスの状況が続くと、やや不運なハンドで与えたPKをブライス・メンデスに決められる。その後、決死の猛攻を仕掛けたものの、ホームで0-1の敗戦となった。

一方、そのユナイテッドにリーグ戦初黒星を喫したアーセナルは、チューリッヒとアウェイで対戦。リーグ戦から一部ポジションでターンオーバーを図った中、2-1のスコアで勝利。最少得点差での勝利となったが、公式戦デビューのマルキーニョスが1ゴール1アシストの活躍で良いアピールとなった。

また、同じく優勝候補に挙がるローマとラツィオのセリエA勢も明暗が分かれる形に。

ルドゴレツとのアウェイゲームに臨んだローマは、ほぼ主力クラスのメンバーで戦ったが、攻撃が完全に停滞。試合終盤にはショムロドフのゴールで何とか同点に追いついたが、直後に緩い守備対応から痛恨の2失点目を喫し、ブルガリア王者に2-1の金星を献上した。

一方、ホームにフェイエノールトを迎えたラツィオは、開始2分に鮮やかな連携からルイス・アルベルトが先制点を奪取。さらに、15分には鋭いカウンターからフェリペ・アンデルソン、28分には波状攻撃からベシーノが冷静にこぼれ球を押し込んで瞬く間にリードを広げた。後半もベシーノのゴールで決定的な4点目を奪ったホームチームは、主力を下げた後に相手の反撃を受けて2点を返されたものの、余裕を持った戦いぶりで4-2の勝利を手にした。

その他の強豪チームではスタッド・レンヌが試合終了間際の劇的ゴールで2-1の白星スタート。また、ベティスがウィリアン・ジョゼの2ゴールの活躍で2-0の快勝。マルセロやファン・ウィジョらの加入で注目集めるオリンピアコスは、土壇場の失点でナントに1-2の敗戦を喫した。

7選手が参戦している日本人選手では、MF堂安律、DF冨安健洋、MF久保建英、MF原口元気、FW南野拓実の5選手がスタメンでプレー。その中で好調の堂安はカラバフ相手に1ゴールを挙げてチームの2-1の勝利に大きく貢献した。

◆グループA
チューリヒ(スイス) 1-2 アーセナル(イングランド)
PSV(オランダ) 1-1 ボデ/グリムト(ノルウェー)

◆グループB
AEKラルナカ(キプロス) 1-2 スタッド・レンヌ(フランス)
フェネルバフチェ(トルコ) 2-1 ディナモ・キーウ(ウクライナ)

◆グループC
ルドゴレツ(ブルガリア) 2-1 ローマ(イタリア)
ヘルシンキ(フィンランド) 0-2 レアル・ベティス(スペイン)

◆グループD
マルメ(スウェーデン) 0-2 ブラガ(ポルトガル)
ウニオン・ベルリン(ドイツ) 1-0 ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー)

◆グループE
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) 0-1 レアル・ソシエダ(スペイン)
オモニア(キプロス) 0-3 シェリフ(モルドバ)

◆グループF
ラツィオ(イタリア) 4-2 フェイエノールト(オランダ)
シュトゥルム・グラーツ(オーストリア) 1-0 ミッティラン(デンマーク)

◆グループG
ナント(フランス) 2-1 オリンピアコス(ギリシャ)
フライブルク(ドイツ) 2-1 カラバフ(アゼルバイジャン)

◆グループH
ツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア) 0-1 モナコ(フランス)
フェレンツヴァーロシュ(ハンガリー) 3-2 トラブゾンスポル(トルコ)