10日、明治安田生命J1リーグ第29節のヴィッセル神戸vs名古屋グランパスがノエビアスタジアム神戸で行われ、0-0のドローに終わった。

降格圏の17位に位置する神戸(勝ち点24)と10位に位置する名古屋(勝ち点36)の対戦。残り8試合となった神戸は、勝ち点を重ねなければ降格が待っている状況だ。

前節は京都サンガF.C.に2-0で敗れ、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)、天皇杯も敗退。リーグ戦の残留を目指すのみとなった神戸。前節からスタメンを3名変更し、前川、小林友、郷家が外れ、飯倉、菊池、佐々木が入った。

対する名古屋はスタメンを1名変更。チアゴに代わって丸山を起用した。

ホームで残留に向けて勝利が欲しい神戸は最初に決定機。まずは16分、神戸が後方からビルドアップ。武藤が自陣のハーフウェイライン付近でパスを受けると、ドリブルでバイタルエリアに持ち込みシュート。しかし、これは枠を捉えられない。

17分にも神戸がチャンス。武藤の浮き球のパスを受けた佐々木がボックス内左からシュートも、力なく難なく処理される。

神戸が上手く名古屋の守備の穴を狙って攻め込む展開が続く中、名古屋は相手のミスからチャンス。36分、名古屋は神戸のCKからカウンター。最後な永井が持ち込みアーリークロス。仙頭がファーサイドで合わせようとするが届かない。

神戸はミスが目立ち、名古屋は中盤でボールを奪ってショートカウンターを続ける。38分にはこぼれ球をレオ・シルバに拾われると、最後は仙頭が左足シュート。しかし、これは枠外に。44分には相馬が奪いカウンター。最後は稲垣がボックス内でシュートも、枠を外れていく。

ゴールレスで迎えた後半は立ち上がりに名古屋がチャンス。48分に右からのグラウンダーのクロスに仙頭が合わせにいくもボールは流れる。しかし、このボールをボックス内左で相馬がシュート。GK飯倉はゴールを空けていたが、なんとか戻ってキャッチする。

神戸はGK飯倉が高いポジションを取りながらビルドアップし、名古屋はその飯倉を狙ってプレスをかける展開に。すると57分、神戸が左サイドからボールを入れると、最後はボックス内中央で郷家がシュート。しかし、相手に当たり枠を外れる。

名古屋は59分にボックス内でボールをつなぎ、最後は仙頭が粘りを見せるが、シュートは打てない。

神戸は66分、武藤がスルーパスを出すと反応した汰木がボックス内からシュート。しかし、GKランゲラックが足でセーブ。得点を許さない。

名古屋は永井のスピードを使ったカウンター、神戸はボールを繋いで崩しに行くスタイルで攻撃に出ていくが、互いに決定機までは作れない。

71分にはマテウス・トゥーレルと上手く入れ替わった長いが独走。これを追いかけた山口がタイミングを見てスライディング。永井が倒れ込んで試合が止まるが、VARチェックでもカードは提示されない。

名古屋は75分に永井を下げてレオナルド、81分に重廣、レオ・シルバを下げて、柿谷曜一朗、永木亮太を投入する。

神戸は86分、左CKからの流れから右サイドでボールを拾うと、これを飯野がクロス。郷家のヘッドは左ポストに嫌われると、跳ね返りをトゥーレルがシュートもGKランゲラックがセーブ。名古屋が大ピンチを凌ぐ。

終盤にかけてオープンな展開となり、勝利が欲しい両者が互いに攻め込んでいく。

アディショナルタイム3分には、左サイドからの相馬のクロスが流れると、ファーサイドで森下が詰めるが、これは枠を外れていく。

最後は名古屋が攻め込んだものの神戸は集中した守りを見せてゴールを許さず。互いに決定力を欠いた試合は、ゴールレスドローに終わった。降格圏の神戸にとっては手痛いドローとなった。

ヴィッセル神戸 0-0 名古屋グランパス