明治安田生命J1リーグ第26節、京都サンガFCvs横浜F・マリノスが14日にサンガスタジアムで行われ、1-2で横浜FMが勝利した。

アジアチャンピオンズリーグとの兼ね合いで先延ばしとなっていた一戦。京都は前節、4位の鹿島相手にドローを演じ、天皇杯を含めると公式戦ここ3試合で2勝1分け。9月に入って無敗を維持している。

一方の横浜FMは、前節は福岡から辛勝ながら白星を奪い、7日に行われた湘南戦から2連勝とした。ただ、その福岡戦では西村が負傷し、全治最大6週間の離脱に。逃げ切り優勝に向けて、やや影を落とすことになった。

[4-2-3-1]に近い形で前線にマルコス・ジュニオールやアンデルソン・ロペス、エウベルを並べた横浜FMに対し、[4-3-3]の布陣を採用した京都が積極的にプレスをかけて主導権を掴みにかかる立ち上がりに。

すると4分から5分にかけて、京都が立て続けにシュートシーンを演出。14分にも川崎がミドルシュートを狙うなど、首位相手に攻勢を保つ。

一方、自慢のパスワークや連動した攻撃が鳴りを潜めるトリコロールは、13分にマルコス・ジュニオールのスルーパスから仲川が抜け出すが、ここは相手の最終ラインに対処されフィニッシュまで持ち込めず。それでも17分に相手のバイタルエリアを突いた仲川のお膳立てからエウベルがシュート。決定機だったが枠に飛ばすことはできなかった。

そんな中、20分に京都にもビッグチャンス。右サイドから上げたクロスがボックス左に流れると、ワンタッチでゴール前に送った横パスを福岡がシュート。しかし、ここはGK高丘の好セーブに阻まれた。

だが、横浜FMもピンチの後にはチャンスあり。23分に速攻から右サイドの仲川に展開し、仲川は早いタイミングで中央へパス。ボックス手前でアンデルソン・ロペスのトラップが大きくなったところをエウベルが拾い、そのままシュートを放つも、こちらもGK上福元にセーブされた。

それでも直後の25分、敵陣左サイドでFKを獲得した横浜FMは、永戸が左足で上げたクロスをエドゥアルドがフリーでヘディングシュート。これがゴール右に決まり、先制に成功した。エドゥアルドはこれが移籍後初ゴールとなった。

この得点を機に流れは横浜FMに傾いていく。次々とアタッキングサードまで侵入し、ゴールに迫っていく中で、38分にはマルコス・ジュニオールのミドルシュートがGKを強襲。対する京都も45分にゴールチャンスを迎えるが、前半はアウェイチームの1点リードで折り返すことになった。

後半から横浜FMはアンデルソン・ロペスを下げてレオ・セアラを投入。これで前線のパス回転率が上がると50分、攻め込んでいた中でクロスがGKに跳ね返されたところをボックス左のエウベルがダイレクトでループシュート。これが見事な軌道を描きながらゴールに吸い込まれていった。

この失点を受けて京都はウタカやパウリ―ニョらを次々と投入。70分までにすべての交代枠を使い切り勝負に出る。すると、途中出場となった萩原のクロスから福岡がヘディングシュート。京都にとってここまで最大の決定機だったが、惜しくも枠を捉えることができなかった。

一方、余裕の出来た横浜FMは前線の選手を交代でリフレッシュさせながらプレスの強度を維持。京都に攻撃の隙を与えず、時計の針を進めていく。

だが、粘り強く攻撃を続ける京都は87分、左CKで井上がヘディングシュートを放つと、GK高丘のビッグセーブに遭うものの、セカンドボールをボックス右から金子が蹴り込んで得点。これで1点差となった。

しかし、トリコロールは動揺することなく、その後も冷静な試合運びで逃げ切りに成功。リーグ戦3連勝で首位を守っている。

京都 1-2 横浜FM
【京都】
金子大毅(後42)
【横浜FM】
エドゥアルド(前25)
エウベル(後5)