14日、明治安田生命J2リーグ第35節の全試合が行われた。

首位と勝ち点で並ぶ2位の横浜FC(勝ち点68)はアウェイで8位のモンテディオ山形(勝ち点49)と対戦した。

前節は引き分け、首位陥落した横浜FC。なんとしても勝利したい一戦だったがホームの山形が主導権を握っていく。

互いに譲らないまま時計は進んだが42分、ボックス手前で河合秀人のパスを受けた半田陸がスルーパス。これを走り込んだ加藤大樹が蹴り込むが、わずかに飛び出ていてオフサイド。横浜FCは命拾いする。

ゴールレスで迎えた後半は横浜FCも反撃。49分、長谷川竜也のスルーパスに反応した近藤友喜がボックス内でGKと一対一に。シュートを放ったが、GK後藤雅明がビッグセーブを見せる。

すると74分、右サイドでボールを拾ったチアゴ・アウベスがドリブルを仕掛けてクロス。これをニアサイドで藤田息吹がヘッドも、枠を捉えられない。

それでも79分、横浜FCは敵陣でのスローインからボールを失うと山形はカウンター。藤田が自陣から浮き球のパスを出すと、DFの上を越えたパスを受けたチアゴ・アウベスが冷静に決めて先制する。

さらに83分、細かいパスワークから抜け出たデラトーレがボックス内右からグラウンダーのパス。ボックス中央でチアゴ・アウベスが反転シュートを放ちゴール。横浜FCはゴールを目指すが1点が遠く、2-0で山形が勝利を収めた。

首位のアルビレックス新潟(勝ち点68)はアウェイで14位のヴァンフォーレ甲府(勝ち点42)と対戦した。

前節首位に浮上した新潟。今節はその首位を守るべくアウェイの地に乗り込んだ。

序盤は甲府がペースを握っていた中、18分に新潟が一瞬の隙を突くことに。松田詠太郎がパスをカットすると伊藤涼太郎が左サイドの敵陣中央から縦パス。これを受けた小見洋太がドリブルを仕掛け、角度のないところからゴールを射抜いて先制する。

アウェイの地で先制した新潟。しかし、先制後はホームの甲府がもり返し押し込んでいく。しかし、甲府は決め切れずに前半を終える。

迎えた後半は一進一退の攻防に。すると64分、谷口海斗が高い位置でボール奪うと、高木善朗へ。その高木が絶妙なスルーパスを送ると、途中出場の三戸舜介が走り込んで受けて決め切り、貴重な追加点を奪う。

甲府を尻目に効果的に得点を重ねた新潟。しかしその甲府は、途中投入のウィリアン・リラがゴールへと迫るが、2度の決定機を生かせず。それでも、81分にウィリアン・リラがこぼれ球を拾って浮き球のシュートでゴール。終盤に1点を返す。

ここから押し込みゴールに迫っていくが、なかなかこじ開けられず。それでもアディショナルタイム4分には左からイゴールのクロスをウィリアン・リラがヘッド。シュートはゴール右に飛ぶが、GK小島亨介が横っ飛びセーブで防ぎ得点を許さない。

プレーオフ圏の4チームも今節は明暗分かれることに。3位のファジアーノ岡山(勝ち点63)はアウェイで11位の徳島ヴォルティス(勝ち点48)と対戦。Jリーグ最多の引き分け「22」に迫る徳島との試合だったが、ホームの徳島が藤尾翔太のゴールで1-0で勝利。岡山は痛恨の敗戦となった。

4位のロアッソ熊本(勝ち点57)は9位のFC町田ゼルビア(勝ち点49)と対戦し0-0のドロー。6位の大分トリニータ(勝ち点55)は19位の大宮アルディージャ(勝ち点34)と対戦し、2-2のドローに終わった。

また、5位のベガルタ仙台(勝ち点55)はアウェイで15位の栃木SC(勝ち点40)と対戦。中山仁斗のゴールを守り抜き、伊藤彰新監督にとっての初勝利となった。

なお、降格圏の直接対決となった21位のザスパクサツ群馬(勝ち点32)と22位のFC琉球(勝ち点29)の直接対決は0-0のドロー。ただ、20位のいわてグルージャ盛岡(勝ち点33)が10位ジェフユナイテッド千葉(勝ち点49)1に1-2で敗れており、群馬と入れ替わり岩手が降格圏に沈んだ。

◆明治安田生命J2リーグ第35節
9/14(水)
いわてグルージャ盛岡 1-2 ジェフユナイテッド千葉
モンテディオ山形 2-0 横浜FC
水戸ホーリーホック 0-1 V・ファーレン長崎
栃木SC 0-1 ベガルタ仙台
ザスパクサツ群馬 0-0 FC琉球
大宮アルディージャ 2-2 大分トリニータ
東京ヴェルディ 0-2 ブラウブリッツ秋田
レノファ山口FC 1-1 ツエーゲン金沢
徳島ヴォルティス 1-0 ファジアーノ岡山
ロアッソ熊本 0-0 FC町田ゼルビア
ヴァンフォーレ甲府 1-2 アルビレックス新潟