チャンピオンズリーグ(CL)のグループF第2節、レアル・マドリーvsRBライプツィヒが14日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが2-0で勝利した。

ディフェンディングチャンピオンとして今季初戦に臨んだマドリーは、完全アウェイの雰囲気を醸し出したセルティック・パークで前半こそ苦戦を強いられたものの、終わってみれば3-0の快勝スタート。大会連覇へ好発進となった。今週末にアトレティコ・マドリーとの重要なダービーを控える中、グループステージ連勝を狙ったホームゲームでは、4-1で快勝した直近のマジョルカ戦から先発5人を変更。中盤をチュアメニ、モドリッチ、カマヴィンガに入れ替えたほか、カルバハルとナチョを最終ラインで起用。3トップは右からバルベルデ、ロドリゴ、ヴィニシウスの並びとなった。

一方、開幕からリーグ戦で苦戦が続くライプツィヒは、ホームで戦った今季CL開幕戦でシャフタール・ドネツクに0-4の完敗。この敗戦により、テデスコ監督が解任され、マルコ・ローゼが新監督に就任。その初陣となったドルトムント戦では指揮官の古巣相手に3-0の快勝を収め、新体制を最高の形でスタートした。王者相手に連勝を目指した一戦では、負傷のライマーに代えてハイダラを起用した以外、同じメンバーを継続。最前線にヴェルナー、2列目にショボスライ、フォルスベリ、エンクンクが並んだ。

立ち上がりからホームチームがボールを握る形となったが、先に決定機を作ったのはアウェイチーム。5分、カウンターから味方のスルーパスに抜け出したエンクンクがボックス内に持ち込んでシュートを放つが、これはGKクルトワの好守に阻まれる。

序盤は相手の強度の高いプレスに晒されて窮屈なボール回しを強いられたマドリーだが、時間の経過とともに左サイドバックのアラバやカマヴィンガ、モドリッチのインテリオールを軸にスムーズなボールの循環を見せ始める。そして、好調のロドリゴがボックス内で仕掛けてフィニッシュのシーンを作り出す。

その後、試合はボールを握るマドリー、カウンターで応戦するライプツィヒという構図の下で拮抗した展開に。その中でよりペースを掴んだのはアウェイチーム。ヴェルナーとエンクンクを起点に良い形でボールを引き出すと、そこから手数をかけない攻めできっちりフィニッシュまで持ち込む。

28分にはヴェルナーの浮き球スルーパスに反応したエンクンクがゴール前に飛び出すが、ここはGKクルトワの勇敢な飛び出しに阻まれる。さらに、34分には味方とのパス交換でボックス左に侵入したヴェルナーの折り返しにファーでフリーのエンクンクが飛び込むが、わずかに合わせ切れない。

一方、ベンゼマを欠くトリデンテがうまく機能せず、なかなか攻め手を見いだせないマドリーも、セットプレーからリュディガー、41分にはペナルティアーク付近で仕掛けたモドリッチが左足の鋭いシュートでゴールに迫るなど、盛り返す形で前半を最低限のゴールレスで終えた。

後半はマドリーが立ち上がりから圧力を強めショートカウンターの形から幾度か良い場面を作り出すが、決定機まであと一歩。その後は前半同様にヴェルナーにうまく前線で起点を作られ、引っくり返されるシーンも増えていく。

攻撃面での停滞を受け、アンチェロッティ監督は64分にカマヴィンガを下げて、直近のマジョルカ戦での出番なしにフラストレーションを露わにした渦中のアセンシオを投入。これでバルベルデがインテリオールにポジションを下げる。

72分にはそのアセンシオが自陣ボックス内での身体を張ったブロックでカウンターチャンスを演出すると、バルベルデの豪快な持ち上がりから最後はボックス内のヴィニシウスにラストパスが通る。だが、ヴィニシウスはGKグラーチにうまく間合いを潰されて絶好機を生かせない。

それでも、アセンシオ投入でチーム全体に躍動感が生まれたマドリーは、ここから攻勢を強めていく。そして、80分には直近のマジョルカ戦でチームを救ったウルグアイ代表MFが再び決定的な仕事を果たした。左サイドで仕掛けたヴィニシウスがボックス手前を横切るパスを供給。手前でロドリゴがスルーしてDFを寄せると、ファーでボールを受けたバルベルデが冷静な切り返しでDFを外して左足の正確なシュートをゴール左隅に突き刺した。

苦しみながらも先制に成功したホームチームは週末のダービーを睨んでモドリッチらをベンチに下げて試合をクローズにかかる。同じく選手交代で前がかる相手の攻勢を凌ぎながら時計を進めていく。

すると、試合終了間際の91分には相手陣内左サイド深くで得たFKの場面でサインプレーからクロースのマイナスのパスにペナルティアーク付近で反応したアセンシオが渾身の左足ダイレクトシュートをゴール右隅に叩き込み、勝利を決定づける会心の今季初ゴールとした。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、バルベルデの勝負強さにアセンシオの気迫のパフォーマンスで流れを引き寄せた王者マドリーが見事にグループステージ2連勝を達成。一方、王者に屈したライプツィヒはローゼ新体制2戦目で初黒星となった。

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