リバプールOBのジェイミー・キャラガー氏がチェルシーのドット・ベーリー会長が提唱したプレミアリーグのオールスターゲーム開催案について言及した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

今夏からチェルシーオーナーに就任したアメリカ人のベーリー氏。同氏は先日、ニューヨークで開催された経済フォーラムで、ロンドンを中心とした南部とマンチェスターやリバプールなどが位置する北部からそれぞれ選手を選抜したオールスターゲームを提案していたが、これが各方面から大きな反発を受けている。

先日にはリバプールのユルゲン・クロップ監督が「リバプールとエバートンの選手が一緒にプレーする光景を見たいと思う人はいない」と発言していたが、キャラガー氏もイギリス『CBS Sports』の番組で一緒に出演したティエリ・アンリ氏に追随する形で否定的な立場を明確にしている。

「正直に言って、あの発言を見ると、自分が知らないリーグについて話すなんて、信じられないほど傲慢だ」

「私はティエリほど強くないが、アイデアが出されること自体は軽視すべきではないと思う。もちろん、そうすべきじゃない。プレミアリーグはオーナー、監督、選手と国際的なリーグであり、それこそが最高なのだ」

「私自身、そういう考えは特に好きではない。彼がまだプレミアリーグのクラブをうまく運営できることを証明してもいないのに、そんなことを言いに来るとはね」

「彼は2億5千万ポンドを投じて、3試合で監督をクビにしたんだ。なのに、あの発言はおかしいだろう」

「彼は素晴らしいスタートを切ったとは言えない。わずか6週間の在任で、『他のアメリカのスポーツでやっていることを持ち込む』なんて、プレミアリーグのオーナーがNFLに行って『プレミアリーグでやるんだ』なんて言ったら、アメリカ国民はどう思うだろうね」

「それなのに、あのような案を出すのは信じられないほど傲慢と言える。たとえ彼がリーグを改善する良いアイデアを思いついたとしても、同意する人はあまりいないだろう」

MLBやNBAのチームにも出資し、米国スポーツ界のビジネスをチェルシーを通じてサッカーの母国に持ち込もうとするベーリー氏。だが、キャラガー氏の指摘通り、自らのクラブを軌道に乗せられていない現状では反発を免れないのだろう。