17日、明治安田生命J1リーグ第30節のジュビロ磐田vsセレッソ大阪がヤマハスタジアムで行われ、2-2のドロー決着となった。

最下位に沈む磐田は前節、北海道コンサドーレ札幌に0-4で完敗。対する4位のC大阪は浦和レッズに勝利し、ACL出場権確保となる3位以内の確保に前進。対照的な両チームが激突した。

最初の大きなチャンスはC大阪。15分、為田が左サイドをドリブルで持ち運び、自身の外側へと開いた清武に展開。清武はボックス左からクロスを送り、ファーサイドのアダム・タガートが頭で中央に折り返すも、惜しくも味方に合わなかった。

さらに21分、進藤が自陣から左サイドのタッチライン沿いに開く船木へ大きくサイドチェンジ。船木は前線を駆け上がるタガートにロングボールを送り、ワンタッチで為田へ。最後は為田がボックス左から右足を振り抜いたが、磐田GK三浦に正面でキャッチされた。

攻勢を続けるC大阪の先制点は25分。敵陣深い位置で鋭いチェックからボールを奪い、ボックス内で縦パスを受けた清武がペナルティアーク付近のタガートに預ける。タガートはボックス中央で切り返してから冷静に左足を振り抜き、ネット左へと突き刺した。

先手を取られた磐田は45分、スローインを受けた山田がボックス手前右から強烈な左足シュートを放つも、惜しくもクロスバーの上に。だが、まずは同点にしたい磐田だったが、与えてはならない追加点を許してしまう。

C大阪は1点リードで折り返した後半立ち上がりの52分、直前に舞い込んだ決定機こそタガートが決めきれなかったものの、その流れで右CKを獲得。キッカー清武のクロス進藤がヘディングで叩き込んだ。

2点差をつけられ意気消沈かと思われた磐田だが、すぐさま反撃を開始。57分、右サイドの吉長からのアーリークロスがボックス左の金子に繋がると、DFを目の前にしながら巧みに右足で放ったシュートが懸命に身体を伸ばしたGKも届かないところに吸い込まれた。

これで勢いを取り戻した磐田は69分に追いついて見せる。右サイドの深い位置を駆け上がった吉長がボックス右隅でスルーパスを受け、グラウンダーのクロスをゴール前に供給。これがスライディングでクリアを試みたC大阪の進藤のオウンゴールを誘い、試合は振出しに戻った。

同点とされたC大阪は80分に決定機。敵陣ハーフウェイライン付近でボールを奪取して前線へ展開。最後はボックス左でタガートがGKと1対1という絶好の勝ち越しチャンスを迎えたが、渾身の右足シュートはGK三浦のスーパーセーブに阻まれてしまう。

降格圏脱出のため勝ち点3が欲しい磐田も87分、左サイドのハーフウェイライン付近からボックス近くまで単独で持ち運んだ古川が決定機を演出。中央へマイナスのクロスを送り、金子の落としに松原が右足シュートを放つも、惜しくもクロスバーに直撃した。

両チームとも勝ち越しを目指して攻め込むも、結局どちらにも3点目は訪れず2-2のドロー決着となった。磐田は終盤にきて幾度となくゴールに迫るも逆転には至らず。一方のC大阪は勝利すれば3位浮上も可能だったが、最下位相手に勝ち点を取りこぼした格好となった。

ジュビロ磐田 2-2 セレッソ大阪
【磐田】
金子翔太(後12)
オウンゴール(後25)
【C大阪】
アダム・タガート(前25)
進藤亮佑(後7)