明治安田生命J1第30節、名古屋グランパスvsサンフレッチェ広島が17日に豊田スタジアムで行われ、0-0の引き分けに終わった。

この一戦が創設30周年の記念試合となる名古屋。ゴールレスドローに終わった先週松の神戸戦から14日に延期されていた川崎F戦も1-1で、現在は2戦連続で引き分けとなっている。

一方、8月以降公式戦8連勝中だった広島は前節、川崎相手に4-0の大敗を喫した。リーグ戦でも十数年ぶりの6連勝を阻まれ、逆転優勝はさらに厳しくなった。

それでもACL出場圏内となる3位より上の順位を目指す広島は、ルヴァンカップを含めて今季3連勝している名古屋に対し、立ち上がりから攻勢で試合を進めていく。ただ、パスの回転率は普段通り相手を上回るものの、肝心のシュートシーンがなかなか作れず。森島がミドルシュートを放つ場面があったが、相手に当たって決定機にはならなかった。

対する名古屋はボールを奪っては少ない手数で広島のゴールを脅かす。35分には永井、41分には森下、さらに43分には相馬と、立て続けにチャンスを迎えるが、ゴールには結びつかなかった。また、初スタメンの永木もシュートシーンを迎えたが、ボックス手前から放ったシュートは枠を捉えられなかった。

後半から広島は松本を下げて川村を投入。前半のシュート数が相手を下回っていた広島は、立ち上がりに佐々木のミドルシュートでリズムを作っていく。

しかし、後半は名古屋の流れに。まずは51分、敵陣左サイドでボールを奪い、相馬がドリブル突破からグラウンダーのクロスを供給。逆サイドから永木が飛び込んだが、ここは絶妙なタイミングで距離を詰めたGK大迫に軍配が上がる。

続く52分には、カウンターからロングボールを落ち着かせ、左サイドの仙頭がカットインから右足でミドルシュート。だが、これは枠に飛ばせなかった。

まだまだ攻勢が続く名古屋は64分に最大の決定機を迎える。永井が塩谷からボールを奪ってシュートへ。ここはGKに阻まれたが、こぼれ球を拾った森下にビッグチャンス。ボックス中央から冷静に流し込みにかかったが、驚異のリアクションを見せたGK大迫が再びのファインセーブ。広島守護神がこれでもかと立ちはだかる。

その後は互いに選手交代を行う中で、名古屋はレオ・シルバが65分の登場から11分後に宮原と交代。ケガをした様子もなく、戦術的な理由のようだ。

広島はドウグラス・ヴィエイラを下げてピエロスを投入。89分のカウンターで森島のクロスに飛び込み決定機を迎えたが、シュートは上手く合わせられず枠の外へ。

終盤にかけては広島に流れが傾きかけたが、両者共に最後までネットを揺らせず、0-0の痛み分けとなった。

名古屋 0-0 広島