明治安田生命J1リーグ第30節の1試合が17日に三協フロンテア柏スタジアムで行われ、柏レイソルvs川崎フロンターレは1-1のドローに終わった。

6位につける柏と2位の川崎Fによる上位戦。直近の5試合で2分け3敗と勝利がなく、その間の守りも16失点と大崩れの柏だが、ACL出場権圏の3位につけるサンフレッチェ広島に食らいついていきたく、首位の横浜F・マリノスを5ポイント差で追いかける川崎Fも逆転Vに向けて2試合ぶりの白星でプレッシャーをかけていきたいところだ。

前節の先発から出場停止の大南に染谷もベンチの柏は北爪、小屋松が起用され、[4-4-2]の布陣でスタート。一方、中2日の川崎Fも山根がサスペンションで、脇坂、知念、マルシーニョをベンチに置いて登里、チャナティップ、小林、宮城を先発で送り出した。

入りからボールを繋いで崩しにかかる川崎Fに対して、柏も自陣にしっかりとしたブロックを築き、良い守りからのカウンターで対抗していく。その柏は23分にバイタルエリア中央のマテウス・サヴィオが華麗なターンからの右足フィニッシュで襲いかかるなど、王者相手にせめぎ合う。

だが、押し込む形を作り出す川崎Fも27分にジョアン・シミッチによるクサビのパスから、宮城を経由して、バイタルエリア中央でボールを受けた橘田に決定的なシーン。3選手が絡む見事な崩しからの右足シュートだったが、相手GKにゴール右隅を突いたボールを弾かれてしまう。

それでも、38分に左サイドレーンの家長が宮城とのパス交換も駆使してバイタルエリア中央にボールを持ち込み、ボックス左の小林に展開して右足でワントラップ。相手DFの寄せに来るなか、今季3得点目となる一発を右足でニアサイドにねじ込み、川崎Fが先制に成功してみせる。

先にリードを許した柏だが、後半も勢いのある入りを披露して、52分にバイタルエリア中央からドウグラスが惜しい左足フィニッシュでゴールを強襲したりと巻き返す。その流れを嫌った川崎F陣営は62分に宮城とマルシーニョの交代で盛り返そうとするが、守備陣が崩れてしまう。

63分に三丸の浮き球パスにボックス内で反応した細谷がジェジエウの背後を突く動き出して谷口ともつれ込みながらも粘り、こぼれ球にドウグラスが反応。完全フリーで絶好機のドウグラスは3戦連発となる今季4ゴール目を左足で決め切ってみせ、柏が試合を振り出しに戻す。

突き放したい川崎Fは71分、脇坂、知念、遠野をピッチに送り込み、攻撃のギアを再び上げにかかるが、柏の守備陣もGK佐々木を中心に奮闘。その柏も76分に武藤と戸嶋を送り込みながら勝ち越しを目指したが、川崎FもGKチョン・ソンリョンが立ちはだかり、ゴールを許さない。

それぞれ目指すものがあり、是が非でも勝利がほしかった両者だが、1-1のドローでタイムアップ。6試合未勝利の柏が上位追走とならなかった一方で、川崎Fも翌日に横浜FMが今節を控えるなかで痛恨の2試合連続ドローという結果に終わっている。

柏レイソル 1-1 川崎フロンターレ
【柏】
ドウグラス(後18)
【川崎F】
小林悠(前38)