ローマのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが、今夏の移籍を振り返った。『ESPN』が伝えている。

今夏にユベントスを契約満了で退団し、新天地にローマを選んだディバラ。ここまでは公式戦8試合で4ゴール2アシストと上々のデビューを切っており、イタリアの首都で早くも中心選手となっている。

現在はアルゼンチン代表に招集されているディバラだが、『ESPN』の取材で改めて今夏の移籍を回想。ジョゼ・モウリーニョ監督の存在が大きな要因だったと語っている。

「ユベントスでの最後の数年間は簡単ではなかった。モウリーニョから電話があり、数分で決断した。プロジェクトについて話を聞き、昨季と同じように勝ち続けたいという熱意を感じた」

「このようなチームで主人公になることは、僕にとって大きな原動力だ。ファンの歓迎ぶり? 異様だったよ。スタジアムに入る時はいつもチームメイトと一緒だけど、その時は僕一人だった。そんなこと初めてだったよ」

「ローマのファンは、アルゼンチンのファンと情熱が似ている。ユベントスの環境とは違い、アルゼンチンのような感じだ」

「彼らは美しい狂気を持っていて、僕は愛情を感じることができる。彼らは僕らと同じようにサッカーを生きているんだ」

ディバラはまた、ユベントス在籍時にあったモウリーニョ監督との逸話を告白。すでに同監督と接触していたことが移籍を決めるきっかけになったようだ。

「ローマでの試合でユベントスが4-3で勝ってた時に指揮官は僕を休ませた。その時にモウリーニョがベンチに挨拶にきて、僕は『君はフェノメノだ』と言われたんだ。このエピソードはずっと頭の中に残っていたけど、ユベントスとの契約について何が起こるかわかっていなかった」

「それから彼から初めて電話が来た時、『あの時のことを覚えているか?』と尋ねてきた。僕が『もちろん、忘れるわけがない。光栄なことだ』と答えると、『じゃあ、今度は私のために働いてくれ』と頼まれた。その後も連絡を取り続けて、移籍は簡単に決まったよ」

「彼との仕事は楽だ。彼には何でも話してしまう。彼は全選手を把握している。それこそエリートから3軍まで全てだ。彼には彼のためによく働いてくれる仲間がいる。モウリーニョについて驚いたのは、彼が謙虚で、誰に対しても同じように接することだ」

「ピッチで見るのとは違うイメージを与えることもある。それから、彼が怒っている姿も見た…。僕はローマに来られて幸せだよ。そういう時は物事が簡単になるんだ」