アーセナルが、フランクフルトのデンマーク代表MFイェスパー・リンドストローム(22)の獲得に関心を示しているようだ。ドイツ『ビルト』が報じている。

『ビルト』によると、デンマーク代表として5キャップを刻むフランクフルトの主力MFに対して、アーセナルは今冬の獲得を考慮して代理人やクラブ間ですでに接触を図っているという。また、現時点でフランクフルトは移籍金1700万ポンド(約28億3000万円)以上を要求する構えだという。

その一方で、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、リンドストロームに関して現時点で具体的な動きを見せているクラブはないと主張。さらに、ユベントスやローマといったセリエA勢が頻繁にスカウトを派遣しているという。

母国クラブのブレンビーの下部組織出身のリンドストロームは、2018年11月のデンマーク・カップでトップチームデビュー。2020-21シーズンはリーグ戦29試合の出場で10ゴール11アシストという見事な成績を残し、クラブの16年ぶりのリーグ優勝に貢献した。

昨夏に加入したフランクフルトでは、開幕から2シャドーの一角でレギュラーに定着すると、ブンデスリーガ29試合5ゴール5アシストの活躍をみせ、リーグ選出のルーキー・オブ・ザ・シーズンを受賞。さらに、ヨーロッパリーグ(EL)では9試合4アシストの数字を残し、悲願のタイトル獲得の立役者の一人となった。

キャリア初期にセントラルMF、10代後半からウイングやセンターフォワードでのプレーも経験しており、組み立てからフィニッシュまで一手に担うことが可能なアタッカー。

ストライカー並みの飛び出しや決定力、プレーメイカーらしいライン間でボールを引き出してからのラストパスや個での打開と“多才”という言葉が最も似合う万能型だ。182cmとサイズは十分も、筋肉量やフィジカル面には伸びしろを残している。