25日、YBCルヴァンカップ・プライムステージ準決勝第2戦の浦和レッズvsセレッソ大阪が埼玉スタジアム2002で行われ、4-0でC大阪が勝利。合計スコア5-1で、C大阪が2大会連続の決勝進出を決めた。

優勝した2016年以来、6大会ぶり6度目の決勝進出を狙う浦和と、準優勝に終わった前回大会の借りを返すため、2大会連続3度目のファイナルを目指すC大阪。C大阪のホームで行われた第1戦は上門のミドルでC大阪が先制するも、小泉のゴールで浦和が追い付き、1-1で終えた。

4日前の試合からスタメンの変更は互いに1人。浦和はダヴィド・モーベルグに代わって松崎が、C大阪はGK清水に代わってGKキム・ジンヒョンが先発に名を連ねた。

比較的穏やかな序盤の中で、C大阪は12分にくさびの縦パスを受けた加藤がボックス手前から反転シュート。18分には高い位置でのボール奪取から奥埜が狙う。

浦和がアタッキングサードに人数を掛けられないでいると、試合を動かしたのはシンプルな攻撃を仕掛けたC大阪。23分、右タッチライン際中央付近でマテイ・ヨニッチからのパスを受けた毎熊は、横の奥埜に預けてダイアゴナルにスプリント。鈴木のスルーパスを呼び込んでボックス右から折り返すと、これが対峙した明本の足に当たってゴール方向へ。GK西川も反応できずネットを揺らし、貴重なアウェイゴールとなった。

今季の対浦和戦は負けなしのC大阪は、さらにCKから上門、為田に山中のミドルと効率よくフィニッシュまでつなげると、30分に追加点を奪取。左サイド中央で山中が縦に送り、スペースへ走り込んだ為田がグラウンダーのクロスを送ると、ゴール前の加藤がスルーし、裏から顔を出した奥埜が受ける。コントロールはやや大きくなったかに思われたが、処理に来たGK西川より先に触り、見事なループを沈めた。

前半終了間際にも上門のミドルがゴールを強襲するなど、C大阪は内容、スコアともに充実して45分を終えた。

決勝進出のためには最低でも3点が必要になった浦和は、後半頭から松崎に代えて馬渡をピッチへ。左サイドバックに配置し、明本を一列押し出した。その馬渡は強烈なミドルシュートでC大阪守備陣に冷や汗をかかせると、ボックス外に飛び出したGKキム・ジンヒョンのパスをカットした小泉、続けて松尾が狙う。

C大阪はいずれのシュートもカバーに入った鳥海がブロック。GKキム・ジンヒョンと明本との交錯でしばしゲームが止まったこともあり、冷静さを取り戻すと、再開後に大きな展開から再び加点する。

51分、為田がボックス手前から左サイドへはたき、山中がファーサイドへ鋭いクロス。完璧なタイミングで走り込んだ加藤が馬渡に競り勝ち、ヘディングを叩き込んだ。

窮地に立たされた浦和だが、伊藤のボレーや途中出場のキャスパー・ユンカーのシュートも枠を捉えられず、逆にミスから80分に痛恨の4失点目を喫する。岩波から岩尾へ渡ったタイミングを北野に狙われ、ジェアン・パトリッキに独走からゴールを許した。

ジョーカーの一発で勝負を決めたC大阪は残り時間も安定した試合運びを見せる。クロスこそ許すも、ボックス内では部類の強さを見せ、クリーンシートで試合終了。相性の良い浦和を相手に4-0、合計スコアを5-1とし、2年連続の決勝進出を決めた。

決勝戦は10月22日、国立競技場で行われる。

浦和レッズ 0-4(AGG:1-5) セレッソ大阪
【C大阪】
OG(前23)
奥埜博亮(前30)
加藤陸次樹(後6)
ジェアン・パトリッキ(後35)