U-21日本代表は26日、イタリアのカステル・ディ・サングロで行われたU-21イタリア代表との国際親善試合に1-1で引き分けた。

4日前に行われたU-21スイス代表戦を惜敗した日本は、その試合からスタメンを6人変更。GKに佐々木雅士、4バックに半田陸、鈴木海音、西尾隆矢、加藤聖を起用。中盤は田中聡、藤田譲瑠チマの2ボランチに、2列目は右から本田風智、鈴木唯人、斉藤光毅。1トップに細谷真大が入った。

元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏もスタンド観戦に訪れた中、スイス戦同様にアグレッシブに前から守備に行く日本だが、奪った後のビルドアップの場面でミスが目立ちなかなかフィニッシュまで持ち込めない。

すると日本は、18分にピンチを迎える。ボックス内の混戦からファジョーリの落としをボックス左で受けたウドジェが右足を振り抜いたが、このシュートはゴール右に外れた。

その後も日本はイタリアの連動したプレスに苦戦を強いられ、なかなかボールを前進させられない。それでも36分、敵陣でのルーズボールを拾った半田がチップキックでラストパスを供給すると、ボックス右から侵入した細谷が飛び出してきたGKを見てループ気味のシュートを放ったが、これはゴール左に外れた。

さらに日本は、直後の37分にも鈴木のスルーパスでに反応した細谷がゴールエリア右横からスライディングシュートを狙ったが、これは相手GKの好守にはばまれた。

2度の決定機を逃した日本は39分に失点する。右クロスの処理にもたつく半田のバックパスをエスポージトにブロックされると、浮き球をボックス内のコロンボが左足ボレーでゴール左に突き刺した。

迎えた後半、2選手を入れ替えたイタリアに対し日本は斉藤と本田を下げて佐藤恵允と藤尾翔太を投入。しかし、開始早々の47分に日本はピンチを作られる。ボックス左から侵入したパリージに田中が体をぶつけると、こぼれ球を拾ったエスポージトがゴールエリア左横からシュート。西尾のブロックに当たったボールがゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。

ピンチを凌いだ日本はセットプレーからチャンスを迎える。55分、ショートコーナーを受けた鈴木がボックス右へ展開すと細谷の落としから加藤がシュート。これはゴール左へ逸れたがゴール前の藤尾がダイビングヘッドでゴールに叩き込んだ。

試合を振り出しに戻した日本だが、フレッシュなメンバーに続々投入したイタリアのハイプレスに再び攻撃が停滞。すると日本は、75分に田中と加藤を下げて川﨑颯太と畑大雅をピッチに送り出した。

流れを変えたい日本だったが、77分に再びピンチ。左サイドから仕掛けたボーヴェにボックス内へ切り込まれると、折り返しを受けたコロンボに決定機を許したが、シュートはGK佐々木の好セーブに救われた。

終盤にかけて相手陣内深くまで侵攻し、フィニッシュのシーンを作り出した日本だったが、最後まで勝ち越しゴールを奪うことはできず。試合は1-1の引き分けで終了した。

U-21日本代表 1-1 U-21イタリア代表
【日本】
藤尾翔太(後10)
【イタリア】
コロンボ(前39)

◆U-21日本代表
GK:佐々木雅士(柏レイソル)
DF:半田陸(モンテディオ山形)、鈴木海音(栃木SC)、西尾隆矢(C大阪)、加藤聖(V・ファーレン長崎)[→畑大雅(湘南)]
MF:藤田譲瑠チマ(横浜FM)、田中聡(コルトレイク)[→川﨑颯太(京都)]
MF:鈴木唯人(清水)[→木村勇大(関西学院大)]、本田風智(鳥栖)[→藤尾翔太(徳島)]、斉藤光毅(スパルタ)[→佐藤恵允(明治大)]
FW:細谷真大(柏)