明治安田生命J1リーグ第31節のアビスパ福岡vsヴィッセル神戸が1日にベスト電器スタジアムで行われ、0-1で神戸が勝利を収めた。

残留を目指す両チームが同勝ち点で迎えるシックスポインター。前節は清水エスパルに3-2で競り勝ち、9試合ぶりの白星を手にした14位の福岡。スタメンには今節も同じ11人を並べ、連勝を目指す。

対する神戸は前節、ガンバ大阪を相手に2-1で劇的な逆転勝利を挙げ、降格圏から脱出。2得点の大活躍を見せた大迫が、この重要な一戦で5試合ぶりの先発となった。

立ち上がりは両チームともに落ち着いた展開の中、ファーストシュートを放ったのはアウェイの神戸。8分に武藤が敵陣右サイド深い位置から中央へ切り込み、ボックス手前中央にパスを供給する。これを受けた大迫が反転してから左足を振りぬくも、シュートは枠の上に飛んでしまう。

一方の福岡も18分に相手ゴールに迫る。敵陣中央の前嶋がボックス左の山岸に送ったぼーるが混戦を生み、最後は走り込んできた前嶋が右足のシュート。しかし、相手DFのブロックに遭い、枠を捉えられず。

ボールを保持して優位性を高める神戸は20分、自陣からのロングパスを大迫が収め、左に展開。汰木が深い位置まで持ち上がってクロスを上げると、ゴール前に飛び込んできたのは小林祐希。ヘディングシュートをゴールに叩き込み、これが加入後初得点となった。

先制を許した福岡はその後もペースを掴めない展開。ルキアンと山岸の2トップに対して効果的なボールが送れずに時間が経過していく。結局、チャンスらしいチャンスを作れないまま前半を終えた。

しかし、試合を折り返すとアウェイチームは59分に決定機を迎える。センターサークル付近でボールを持ったグローリが見事な浮き球のパスを裏のスペースへ。そこに抜け出したルキアンは相手GKとの一対一を迎えたが、右足のシュートは惜しくも枠の上に飛んでしまう。

これで流れをつかんだ福岡は、68分にもチャンス到来。左サイド浅い位置でスローインを受けた中村がアーリークロスを上げると、ボックス内の金森がバックヘッドで合わせる。しかし、これは枠の右に外れた。

後半に入って押される展開が続いた神戸だったが、72分にセットプレーからチャンス。右CKの場面でキッカーの小林祐樹が鋭いボールを入れると、ニアサイドで大迫が頭で合わせたが、強烈なヘディングシュートはゴール右に逸れる。

1点を追いかける福岡はその後も分厚い攻撃を見せるも、終盤に投入された槙野を中心とした神戸のバックラインが集中した守備で完封。結局、0-1でタイムアップとなり、神戸が残留に向けて重要な3ポイントを手にした。

アビスパ福岡 0-1 ヴィッセル神戸
【神戸】
小林祐希(前20)