プレミアリーグ第9節、クリスタル・パレスvsチェルシーが1日にセルハースト・パークで行われ、アウェイのチェルシーが1-2で逆転勝利した。

開幕から3勝1分け2敗の7位に低迷するチェルシーは、先月にトゥヘル監督を電撃解任。その後任としてブライトンからポッター監督を引き抜いた。そのイングランド人指揮官の初陣となったチャンピオンズリーグ(CL)のレッドブル・ザルツブルク戦は1-1のドローに終わっており、インターナショナルマッチウィーク明けの初戦では新体制初白星を狙った。

週明けに勝ち点3必須のCLミラン戦を控える中、ポッター監督は曲者とのロンドン・ダービーに向けて先発2人を変更。クリバリとアスピリクエタに代えてチアゴ・シウバ、ジョルジーニョを起用し、[4-2-3-1]に並びを変更した。そして、前半は1トップにオーバメヤン、2列目は右からスターリング、ハヴァーツ、マウントが並ぶ形に。

互いに様子見の入りとなったが、ホームのパレスがファーストチャンスをゴールに結びつける。7分、相手陣内でのボール奪取からカウンターに転じたパレスは右サイドのアイェウが早いタイミングで正確なクロスをゴール前に送り届けると、飛び込んだエドゥアールがスライディングシュートの形でうまく合わせてゴール左へ流し込んだ。

いきなり出ばなをくじかれたチェルシーは、直後にもエゼにあわや連続失点という際どいミドルシュートを許すなど、難しい立ち上がりとなる。それでも、徐々に反撃に転じていくと、19分にはハヴァーツの右クロスに反応したマウントが枠をわずかに外れるヘディングシュート。24分にはリース・ジェームズの右からのグラウンダークロスに反応したスターリングが自らのシュートのこぼれ球に反応してゴール至近距離からシュートに持ち込むが、今度は右ポストを叩いた。

徐々にゴールの匂いをさせ始めるチェルシーだが、30分過ぎには試合の行方を左右するインシデントが発生。自陣で味方からバックパスを受けたチアゴ・シウバがエドゥアールにボールを奪われて入れ替わられかけると、思わずボールを手ではじき出す。決定機阻止でのレッドカードの可能性もあったが、VARの介入後も主審のイエローカードの判定が支持されて事なきを得る。

すると、38分にはセットプレーの流れから前線に攻め残っていたチアゴ・シウバがクラインに競り勝ってリース・ジェームズからのロングフィードをボックス中央へ折り返すと、これをオーバメヤンが巧みな右足の反転ボレーで合わせ、待望の加入後初ゴールとした。

前半の内に追いついたアウェイチームは、ここから攻勢を仕掛けると、クラインの負傷交代で6分が与えられたアディショナルタイムに2点目に迫る。ボックス内での間接FKからマウントが豪快に右足を振るが、これは惜しくもサイドネットを叩いた。

1-1のイーブンで折り返した試合は、後半も立ち上がりは拮抗。ボールは握りながらもなかなか決定機まで持ち込めないチェルシーは、56分にジョルジーニョを下げてロフタス=チークを最初のカードとして切る。

その後はマウントやスターリング、ハヴァーツの2列目が散発ながら決定機に絡むも攻撃が手詰まると、75分過ぎにはオーバメヤンとハヴァーツ、マウントに代えてブロヤ、ギャラガー、プリシッチと続けて交代カードを切っていく。

一連の交代策も攻撃を活性化させるまでには至らないが、昨季のセルハースト・パークで輝きを放っていた若武者が最後の最後に決定的な仕事を果たした。90分、ボックス手前左でプリシッチから足元にボールを受けたギャラガーが豪快に右足を振り抜くと、このシュートがゴール右上隅に突き刺さった。

そして、ギャラガーのチェルシー初ゴールで試合を引っくり返したチェルシーが、苦しみながらも敵地でのダービーを逆転で制してポッター新体制2戦目で初勝利を手にした。

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