吉田フル出場のシャルケ、10人アウグスブルクに競り負ける《ブンデスリーガ》
代表ウィーク前の前節、ドルトムントとのレヴィア・ダービーに敗れたものの、守備面で計算の立ってきた14位シャルケ(勝ち点6)は、吉田が[4-4-2]の左センターバックで開幕から8試合連続スタメンとなった。
前節バイエルンから金星を挙げた11位アウグスブルク(勝ち点9)に対し、ロングボールを多用されたシャルケは9分に失点する。サイド攻撃を受けた流れからデミロビッチに決められた。
失点を受けて前がかったシャルケだったが、21分に一瞬の隙を突かれてデミロビッチにゴールを許し、リードを広げられてしまう。
2点を追う展開となったシャルケが引き続き前がかる中、33分に1点を返す。ドレクスラーとのパス交換からテローデがシュートを決めきった。
1-2で迎えた後半、立ち上がりに吉田の相棒であるファン・デン・ベルフが負傷交代となったシャルケ。一進一退の展開で推移した中、63分に追いつく。ドレクスラーのパスをボックス左で受けたクラウスがシュートを流し込んだ。
そして71分、シャルケが数的優位となる。吉田との空中戦の競り合いでベリシャに2枚目のイエローカードが提示され、退場となった。
しかし77分、勝ち越されてしまう。分厚い攻撃を受けた流れから右クロスをハーンに頭で決められた。
7分の追加タイムが与えられた中、攻勢を強めたシャルケだったが、2-3のまま敗戦。数的優位を生かせなかった。