プレミアリーグ第14節、マンチェスター・ユナイテッドvsウェストハムが30日にオールド・トラッフォードで行われ、ホームのユナイテッドが1-0で勝利した。

前節、チェルシーとのアウェイゲームを試合終了間際にカゼミロが奪った同点ゴールによって1-1のドローで終えた6位のユナイテッド。リーグ2戦ぶりの白星を目指すテン・ハグのチームは、開幕直後の不振から脱却した10位のウェストハムという難敵をホームで迎え撃った。

3-0で快勝したヨーロッパリーグ(EL)のシェリフ戦からは先発4人を変更。リンデロフとマラシアに代えてマグワイア、ショー、ガルナチョとアントニーの両ウイングをラッシュフォードとエランガに入れ替えた。

立ち上がりは背後を狙う長いボールやクロスとリスクを冒さない形の攻めで探り合う展開に。10分過ぎにはベンラーマ、ドーソンとウェストハムの自陣での不用意なボールロストからショートカウンターに持ち込んだユナイテッドが、クリスティアーノ・ロナウド、ラッシュフォードのシュートでウェストハムゴールを脅かす。

以降は互いにイージーなパスミスが目立つ大味な展開となり、カウンターの応酬がしばらく続く。ただ、最後の局面で粘る相手の守備を前に決定機まで持ち込めない。

それでも、より攻撃をフィニッシュで完結させていたホームチームが一瞬の隙を突いてゴールをこじ開ける。38分、相手陣内右サイドでのスローインの流れからブルーノ・フェルナンデスとのパス交換でボックス右に持ち込んだエリクセンが正確なクロスを供給。これを大外から勢いを持って入ってきたラッシュフォードがDFケーラーの上から叩く豪快なヘディングシュートで合わせ、ユナイテッドでの公式戦100ゴール目とした。

赤い悪魔の背番号10のバレットヘッドで均衡が破れた試合はホームチームの1点リードで後半に突入。ビハインドのウェストハムは前半に足を痛めていた守護神ファビアンスキを下げて控えGKアレオラをハーフタイム明けに投入した。

後半も立ち上がりは一進一退の攻防に。その中でウェストハムはボックス内でスカマッカ、ユナイテッドはボックス手前左でラッシュフォードといずれも際どいシュートシーンを作り出す。

徐々に主導権を握り始めたウェストハムは57分、カードトラブルの可能性を抱えていたスカマッカを下げてアントニオを投入。これに対してユナイテッドは61分にエランガを下げてマクトミネイを投入。これでB・フェルナンデスが右サイド、マクトミネイがトップ下気味に立ち位置を取った。この交代をキッカケにロナウドに続けてフィニッシュのシーンが訪れるが、連戦でキレを欠く37歳はシュートを枠に飛ばせない。

このピンチを凌いだウェストハムは相手の運動量が落ち始めたことで、ここから再び押し込む展開に。ベンラーマやボーウェンの前向きな仕掛けに加え、アントニオがタイミング良く顔を出していく。ただ、ダロト、マルティネスを中心とするユナイテッドの集中した守備を前にあと一押しが足りない。

82分にはアントニオがペナルティアーク手前で渾身のミドルシュートを枠に飛ばすが、これはGKデ・ヘアの好守に阻まれる。続く83分にはセットプレーの流れからクレスウェルのクロスにズマが頭で合わすが、枠の左を捉えたシュートは再びデ・ヘアに見事な反応ではじき出された。

最少得点差のまま試合は最終盤に突入。ユナイテッドは86分のフレッジのヘディングの決定機が右ポストを叩いたことで、力業を得意とするアウェイチームに勝ち点のチャンスを与えてしまう。それでも、3分が加えられた後半アディショナルタイムにはフォルナルスの高速クロスに反応したボーウェンのゴール至近距離からのシュート、ライスの強烈なミドルシュートをDFマグワイアのブロック、GKデ・ヘアの圧巻のセーブで凌ぎ切った。

そして、ラッシュフォードのメモリアルゴールを守備陣の奮闘で守り切ったユナイテッドがリーグ戦2試合ぶりの白星を収め、週明けのソシエダ戦に弾みを付けている。

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