チャンピオンズリーグ(CL)グループD最終節、スポルティングCPvsフランクフルトが1日にエスタディオ・ジョゼ・アルバラーデで行われ、アウェイのフランクフルトが1-2で逆転勝利した。

スポルティング(勝ち点7)は前節、トッテナムとのアウェイゲームを1-1のドローで終えて2位をキープ。自力での決勝トーナメント進出の可能性を残してホームでの最終節を迎えた。引き分け以上で突破を決められるこの一戦ではサスペンション明けのゴンサウヴェスが復帰した一方、ふくらはぎを痛めている守田英正が無念の負傷欠場となった。

一方、前節マルセイユを2-1で破ってグループリーグ敗退を回避した3位のフランクフルト(勝ち点7)は、敵地での勝利で逆転での決勝トーナメント進出が可能に。この大一番では公式戦2試合連続ゴール中の鎌田大地が引き続きスタメン起用。長谷部誠は負傷の影響でベンチ外となった。

決勝トーナメント進出が懸かる大一番ということもあり、試合は立ち上がりから緊迫感のある攻防となる。互いに攻撃面でリスクを冒し切れない中、10分過ぎにはフランクフルトの左CKからストーンに入ったパウリーニョのクリアミスがゴールへ向かうが、ここは味方のゴールカバーで事なきを得る。

以降は中盤での潰し合いが目立ち、互いになかなかフィニッシュの数が増えていかないクローズな展開が続く。その中で鎌田は強度の高い守備に加え、セントラルMFのポジションで繋ぎ役を担うが、なかなかフィニッシュに絡むことはできず。

ゴールレスでのハーフタイム突入が濃厚かに思われたが、一瞬の隙を突いたホームチームがスコアを動かす。39分、ボックス右でキープしたエドワーズからマイナスの落としを受けたウガルテの右クロスが手前のDFに当たってファーに流れると、これに反応したアルトゥール・ゴミスが右足のボレーシュートを流し込んだ。

勝利が必要な中でビハインドを背負って試合を折り返したフランクフルトは、リンドストロームを下げてローデをハーフタイム明けに投入。この交代で鎌田がシャドーの位置にポジションを上げた。

後半は立ち上がりからリスクを冒したフランクフルトが優勢に試合を進めると、鎌田が決定的な仕事を果たす。59分、ボックス内で鎌田が空中戦を競り合った際にDFコアテスの広げた腕にボールが当たってアウェイチームがPKを獲得。そして、キッカーを務めた鎌田はきっちり相手GKの逆を突くシュートを突き刺し、日本人史上初のCL3試合連続ゴールを達成した。

これで逆転突破まであと1点となったフランクフルトは69分にディナ・エビンベを下げて負傷明けのクナウフを投入すると、結果的にこの交代策が逆転ゴールをもたらすことに。

72分、右サイドでクナウフがダイレクトで叩いた浮き球のパスに反応したコロ・ムアニがDFに寄せられながらもパワーとスピードを生かしてボックス右に抜け出すと、角度のないところから見事な右足のシュートをファーポストに突き刺した。

この失点によって初めて追う展開となったスポルティングは、DFを削ってカブラルを投入し、ここから前がかる。対して逃げ切りを図るフランクフルトは殊勲のコロ・ムアニやヤキッチを下げてボレやスモルチッチとフレッシュな選手の投入する。

試合終盤にかけてはホームチームの猛攻が続いたものの、要所を締めるフランクフルトはセットプレー以外に相手に決定機を許すことなく試合をうまくクローズした。

試合を終えた時点では首位に立っていたフランクフルトだが、その後トッテナムが劇的な逆転勝利を収めたことで2位での決勝トーナメント進出が決定。一方、ホームで痛恨の逆転負けとなったスポルティングは3位でヨーロッパリーグの戦いに回ることになった。

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