チャンピオンズリーグ(CL)グループE最終節、チェルシーvsディナモ・ザグレブが2日にスタンフォード・ブリッジで行われ、ホームのチェルシーが2-1で逆転勝利した。

2戦未勝利からの3連勝によって最終節を前に首位通過を決定したチェルシー(勝ち点10)は、3位でのヨーロッパリーグ(EL)行きに可能性を残す最下位のザグレブ(勝ち点4)とのグループリーグ最終戦に臨んだ。

今週末にアーセナルとのビッグロンドン・ダービーを控える中、直近のブライトン相手の新体制初黒星を払しょくしたいポッター監督は、このホームゲームで先発7人を変更。負傷の守護神ケパに代えてGKメンディを起用したほか、ザカリアを加入後初起用。また、負傷明けのクリバリやアスピリクエタ、オーバメヤンといったベテランを送り込んだ。

この試合でスターリングとオーバメヤンの2トップ、トップ下にハヴァーツを配置した[4-3-1-2]でスタートしたチェルシー。すでに突破を決めていることもあり、立ち上がりから緩さを見せると、ザグレブにその隙を突かれる。

7分、右サイドでモハラミがフリーで上げたクロスにファーでオルシッチが競ると、DFアスピリクエタの後頭部に当たったボールが浮き球の形でゴール前にこぼれる。これをペトコビッチが難なく頭で押し込んだ。

あっさりと先制を許したチェルシーは以降もシステムのミスマッチの部分、強度の問題でプレスが嵌り切らない場面が散見も、時間の経過と共にボールを握って押し返していく。16分にはハヴァーツの見事なアーリークロスに反応したスターリングに最初の決定機も、ここはボレーシュートを枠に飛ばせない。

それでも、直後の18分には後方からのビルドアップからジョルジーニョのグラウンダーのスルーパスに反応したオーバメヤンがボックス右に抜け出して絶妙なヒールパスを供給。これに中央で反応したスターリングが細かいステップワークでDFを外して左足のグラウンダーシュートをゴール左隅へ流し込んだ。

早い時間帯の同点ゴールで完全に落ち着きを取り戻したチェルシーは、マウント、ジョルジーニョを起点に中盤でボールを動かしながらゲームをコントロール。すると、30分には右サイドでのスターリングとのパス交換でボックス右に抜け出したマウントがゴールライン際から鋭角なプルバック。DFが触ってゴール前にこぼれたところに詰めたザカリアが右足を振り抜くと、相手DFのゴールカバーに遭ったものの、ボールはそのままゴールラインを割った。

デビュー戦となったザカリアの価千金のデビューゴールで逆転に成功したチェルシー。以降は決定機こそ作れないものの、相手の反撃を危なげなく抑え込んで前半を1点リードで終えた。

迎えた後半、立ち上がりに与えたセットプレーでシュタロに決定機を許したが、ここはGKメンディの好守で凌ぐ。52分にはオーバメヤンが狙いすましたミドルシュートでゴールに迫るが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。

時間の経過と共に後半も主導権を掴んだチェルシーは、なかなか追加点を奪えないが、64分にはハヴァーツ、オーバメヤン、クリバリを下げてチアゴ・シウバ、ギャラガー、ブロヤを投入する3枚替えを敢行。アーセナル戦を睨んで主力を下げていく。

後半半ばから終盤にかけても最少得点差のまま試合が進んでいく中、久々の出場で大きな負荷がかかったザカリアがプレー続行不可能となり、ロフタス=チーク、殊勲のスターリングを下げてプリシッチを投入したホームチーム。

ボールを握って相手をゴールから遠ざけつつ、マウントやギャラガーのシュートで相手GKを脅かす。86分にはチルウェルのクロスからゴール前にフリーで飛び込んだチアゴ・シウバに試合を決めるチャンスが訪れたが、ゴール至近距離でシュートを枠に飛ばせない。

それでも、試合終盤の相手の攻勢を危なげなく凌いだポッターのチームが2-1の逆転勝利を飾り、グループリーグを勝利で終えると共に週末のアーセナル戦に弾みを付けている。

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