グループAは本命と見られたリバプールとナポリが順当に突破を決めた。主力を抜かれたアヤックスも内容では2強に引けを取らないことを示したが、結果は4戦全敗と力及ばなかった。レンジャーズは6戦全敗に終わり蚊帳の外だった。

■順位表■
[勝ち点/勝/引/負/得失点]
1.ナポリ[15/5/0/1/14]
2.リバプール[15/5/0/1/11]
3.アヤックス[6/2/0/4/-5]
4.レンジャーズ[0/0/0/6/-20]

◆主力流出も5連勝で首位通過〜ナポリ〜
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初戦のリバプール戦を制して勢いに乗ったナポリが圧巻の戦いぶりを見せた。FWインシーニェ、DFクリバリ、MFファビアン・ルイスとチームの背骨を失って大幅な戦力ダウンを強いられたかと思われたが、スパレッティ監督の手腕と、補強された代役選手たちの見事な活躍でチーム力は低下せず、むしろアップしたと思えるような充実の戦いぶりだった。とりわけ無名MFクワラツヘリアの大ブレイクは目覚ましく、鮮烈な印象を世界に与えた。アヤックス、レンジャーズにはいずれも圧勝で手を付けられない破壊力があった。

◆内容イマイチも無難に突破〜リバプール〜
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プレミアリーグでは既に4敗を喫し低調なリバプールだが、CLでは拮抗した内容の試合を制して順当に1試合を残して決勝トーナメント進出を決めた。ケガ人に悩まされ、序盤は守備陣に、現在は攻撃陣の駒が足りなくなり、本来のパフォーマンスを発揮できずにいた。それでもFWサラーが5戦連発弾でチームを牽引し、グループステージで躓くことはなく決勝トーナメント進出をしっかりと決めている。

◆2強には及ばず〜アヤックス〜
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FWアントニー、DFリサンドロ・マルティネス、そして指揮官のテン・ハグを失ったチームはやはり弱体化が避けられなかった。リバプールとはまずまずの試合を演じたもののナポリには歯が立たず。ナポリとの連戦で連敗を喫し、一気にグループステージ敗退に追い込まれた。

◆全敗で大会を後に〜レンジャーズ〜
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アヤックス以上に苦戦を強いられたのがレンジャーズだった。PSVとの予選プレーオフを勝ち抜いて力のあるところは見せたが、本戦のレベルは別次元だったようだ。常に守勢を強いられ、やられるがままの試合が目立った。内容でも惨敗の試合が多く、まだまだ経験が必要なチームという印象だった。