カタール・ワールドカップによる中断期間突入まで残り2試合となったプレミアリーグ。今節は2つのビッグマッチが開催される。

一つはチェルシーが首位アーセナルをホームに迎え撃つロンドン・ダービー。チェルシーはポッター監督就任以降、公式戦無敗を続けていたが、10戦目にして初の黒星を喫した。その相手は外でもない、指揮官の古巣ブライトン。立ち上がりに売り出し中のトロサールにネットを揺らされると、その後も2つのオウンゴールで点差を広げられ、最終的に敵地で4-1の大敗を喫した。

一方のアーセナルは好調そのもの。前々節のセインツ戦で公式戦8連勝がストップしたものの、前節はフォレストを5発粉砕。サカの負傷で緊急登板されたネルソンが2ゴールの活躍を披露した。

リーグ戦ではすでに10ポイント差がつく対照的な両チームだが、ヨーロッパの舞台では、チェルシーはCL、アーセナルはELのグループステージを無事に突破。ただ、この試合後のミッドウィークにはEFLカップ3回戦が予定されており、ブライトンが相手のアーセナルに対し、チェルシーはシティとのビッグマッチが控えるため、3日後も配慮した采配が必要となる。

なお、チェルシーとアーセナルのプレミアリーグでの対戦成績はアーセナルが23勝17分け20敗とやや勝ち越している。スタンフォード・ブリッジでは2-4で勝利した4月の直近の試合を含めて2連勝中だ。

もう一つのビッグマッチはトッテナムvsリバプール。トッテナムはここまで8勝2分け3敗で3位。好位置につけているが、3敗のうち2敗は前々節のニューカッスル戦とその前のユナイテッド戦で喫したもの。ややブレーキがかかったかに思われたが、前節のボーンマス戦を後半アディショナルタイムのゴールで競り勝つと、1日に行われたELのマルセイユ戦でも試合終了間際にゴールが生まれ、2試合連続で劇的な勝利を挙げている。

対するリバプールは不振から抜け出せない。前々節に最下位のフォレストに敗れると、前節も下位に沈んでいるリーズに敗れ、格下相手にまさかの連敗。すでに4つの黒星が付き、首位とは15ポイントも離されている。ただ、直近では今季無敗だったナポリに土をつけており、復調のきっかけにしたいところ。

なお、リバプールではジオゴ・ジョタとルイス・ディアスが負傷離脱中だが、トッテナムではマルセイユ戦でソン・フンミンが左目を負傷し、骨折箇所を安定させる手術を実施。カタールW杯の出場すら危うい状態と伝えられている。

2位のマンチェスター・シティはホームにフルアムを迎え撃つ。前節はレスターの堅守に苦しめられたものの、デ・ブライネの圧巻FKが炸裂し、勝負強く試合を制した。アーセナルと2ポイント差をキープした中、対戦相手のフルアムは、現在リーグ戦4試合で2勝2分けと好調。それでも下馬評ではシティが大きく有利だが、4日後のチェルシー戦も意識した戦いが求められる。

5位に浮上したマンチェスター・ユナイテッドはアストン・ビラとのアウェイ戦。現在は公式戦9試合無敗で、前節は難敵ウェストハムにラッシュフォードのユナイテッド通算100ゴール目で勝利。また、すでにグループ突破を決めていたELでは、最終節まで無敗だったソシエダに黒星をつけるなど、価値のある1勝を収めた。一方、ビラはエメリ新監督の初陣。プレミアリーグで指揮を執るのはアーセナルを率いていた2019年11月以来。なお、前職のビジャレアルでは、20-21シーズンのEL決勝でユナイテッドを破って優勝している。

◆プレミアリーグ第15節
11/5(土)
《24:00》
リーズvsボーンマス
マンチェスター・シティvsフルアム
ノッティンガム・フォレストvsブレントフォード
ウォルバーハンプトンvsブライトン
《26:30》
エバートンvsレスター

11/6(日)
《21:00》
チェルシーvsアーセナル
《23:00》
アストン・ビラvsマンチェスター・ユナイテッド
サウサンプトンvsニューカッスル
ウェストハムvsクリスタル・パレス
《25:30》
トッテナムvsリバプール