明治安田生命J1リーグ最終節の北海道コンサドーレ札幌vs清水エスパルスが5日に札幌ドームで行われ、4-3でホームの札幌が勝利を収めた。

前節はサンフレッチェ広島を相手にアウェイで2-1の勝利を掴んだ10位札幌。ホームでの最終戦に向けては、守護神の菅野が負傷欠場となった中、中野が約5カ月ぶりにスタメンとしてゴールマウスを守る。

対する清水は前節、鹿島アントラーズに0-1で敗れて自動降格圏となる17位に位置。残留に向けて勝利が絶対条件となる中、リーグ戦13ゴールで得点ランクトップを走るチアゴ・サンタナが、この試合でも2トップの一角として先発となった。

立ち上がりから流れをつかんだのはアウェイの清水。6分、ボックス手前左でボールを持った山原が中央に切り込んで右足を振り抜くも、相手GKの好セーブに遭う。

14分にも右CKの場面で、山原のボールからチアゴ・サンタナがヘディングシュート。これは枠を外れたが、残留に向けて崖っぷちの清水が勢いを強める。

攻め続けるアウェイチーム。20分にはホナウドのパスを敵陣左サイドで受けた山原が深い位置まで侵入し低弾道のクロスを送ると、走り込んだカルリーニョス・ジュニオが右足で合わせるも、枠の上に飛んでしまう。

序盤から劣勢の印象の札幌だが、41分にワンチャンスをモノにする。岡村が縦パスを供給し、ガブリエル・シャビエルがボックス右から仕掛ける。華麗なステップで相手DFをかわし、左足の見事なコントロールシュートをゴール左上に決めた。

押し込みながらも先制を許した清水。だが、後半立ち上がりの49分にスーパーゴールが生まれる。敵陣左サイド深くに抜け出した中山が右足のクロスを供給すると、一度は相手DFにクリアされるが、こぼれ球に反応したチアゴ・サンタナがボックス手前中央からダイレクトでハーフボレー。強烈な一撃がゴール右隅に突き刺さった。

追いついた清水はさらに51分、敵陣左サイドでのパスワークから、カルリーニョス・ジュニオのスルーパスがボックス左に抜け出した白崎へ。相手GKとの1対1の場面で、すべり込みながら右足のシュートをゴールに押し込み、一気に逆転に成功した。

後半から立て続けに失点を重ねた札幌だが、60分に再びスコアを振り出しに戻す。荒野が敵陣中央から縦パスを供給すると、ボックス内の青木がボールを受け、ボックス左から左足のシュート。一度は相手GKに防がれるも、こぼれ球を自ら冷静に押し込んだ。

追いつかれた清水は、残留に向けて是が非でも勝利が欲しい中、78分にボックス手前左でFKを獲得。キッカーの山原が右足で狙うと、一度は相手GKにされるも、こぼれ球にカルリーニョス・ジュニオが反応し、クロスを送る。これをファーサイドの片山が折り返し、最後はゴール前での混戦からホナウドが気迫のこもった右足のシュートを押し込んだ。

オープンな展開となった一戦。再びビハインドとなった札幌は86分、ボックス内でキム・ゴンヒ、小柏、田中と巧みにパスを繋ぎ、最後はゴール前でフリーとなっていたキム・ゴンヒが右足のシュートをゴール左に流し込んだ。

再び同点に追いついた札幌の勢いは止まらない。後半アディショナルタイム。敵陣右サイド深くに抜け出したルーカス・フェルナンデスが、ボックス手前中央のキム・ゴンヒに折り返す。そこからボックス左へ冷静に展開すると、フリーとなっていた青木が右足のシュートを押し込み、土壇場で逆転に成功した。

計7ゴールが生まれた激戦はは4-3のままタイムアップ。必死に食らいついた清水だが、無念のJ2降格となってしまった。

北海道コンサドーレ札幌 4-3 清水エスパルス
【札幌】
ガブリエル・シャビエル(前41)
青木良太(後15、後47)
キム・ゴンヒ(後41)
【清水】
チアゴ・サンタナ(後4)
白崎凌兵(後6)
ホナウド(後33)