明治安田生命J1リーグ最終節、浦和レッズvsアビスパ福岡が5日に埼玉スタジアム2002で行われ、1-1のドローに終わった。

前節横浜F・マリノスに大敗を喫し、リカルド・ロドリゲス監督の今季限りでの退任が発表された浦和。前節からスタメンを4枚変更しており、酒井宏樹、大畑、江坂、キャスパー・ユンカーに代えて宮本、明本、江崎、小泉が入った。システムは[4-2-3-1]を採用し、松尾が1トップを務める。

一方、勝てばJ1残留が確定する福岡は、前節の柏レイソル戦からスタメン1枚を入れ替え。ドウグラス・グローリに代わり、三國ケネディエブスが3バックの一角を務める[3-4-2-1]の布陣で試合に臨んだ。

ホーム最終戦で白星を掴みたい浦和がボールを握り、敗北だけは避けたい福岡がカウンターを狙う形となった立ち上がり。浦和は12分に松尾の浮き球に反応した大久保が抜け出したが、GK村上の好判断によってシュートまでは至らなかった。

一方の福岡も14分に湯澤の攻め上がりから最後はルキアンがボレーシュートを放つも、ゴールは割れず。27分にはボックス中央手前からフアンマが狙いすましたシュートを狙ったが、これも枠内から外れた。

序盤以降はなかなかチャンスを作れなかった浦和も28分、左サイドの大久保のクロスに走り込んだ小泉がボックス中央でドンピシャのヘディングシュート。35分には手数をかけた攻撃から小泉のクロスを最後は明本が頭で合わせたが、どちらもネットを揺らせず。

0-0で迎えた後半、先にチャンスを作ったのは浦和。49分に高い位置でボールを奪うと、岩尾の縦パスに抜け出した松尾がマークを振り切りゴールを狙うが、GK村上が立ち塞がった。続く50分には岩尾がミドルシュートを狙うなど、浦和が積極的な姿勢を見せる。

すると56分、右サイド宮本からのクロスは一旦流れるも、素早くボールを回収した浦和が細かいパス回しからピッチ中央の岩波へ。背番号4番がそこから思い切ったミドルシュートを放つと、無回転気味のボールがクロスバーを叩きながらゴールに突き刺さり、浦和が先制に成功した。

しかし、福岡も失点にすぐさま反応。60分、ピッチ中央でボールを持ったフアンマが右サイドの湯澤に展開。そこからのクロスに走り込んだフアンマが巧みに頭で合わせると、ボールはGK西川の両手をかすめながらゴールに吸い込まれ、一瞬で同点に追いついた。

その後はこう着した展開が続き、徐々に勝ち点1を得る方向にシフトし始めた福岡に対して、浦和は84分に松尾がミドルシュート。終盤はお互いにボックス内でチャンスを作ることはできず、1-1のドローに終わった。

勝利こそ掴めなかった福岡だが、他会場の結果によりJ1残留が決定。一方の浦和はリーグ戦3試合未勝利に終わり、リカルド・ロドリゲス監督のリーグ戦ラストマッチを白星で飾ることはできなかった。

浦和レッズ 1-1 アビスパ福岡
【浦和】
岩波拓也(後11)
【福岡】
フアンマ・デルガド(後15)