ビジャレアルが早くもキケ・セティエン監督(64)の解任を検討しているようだ。

今シーズン、ウナイ・エメリ監督の下で公式戦17試合を戦い、11勝3分け3敗の戦績を残していたビジャレアル。リーグ戦7位にヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)では4連勝で、2試合を残してグループステージ通過を果たしていた。

しかし、就任初年度にヨーロッパリーグ(EL)初制覇、昨季はチャンピオンズリーグ(CL)で史上最高位のベスト4進出に導いた智将は、スティーブン・ジェラード前監督を解任したアストン・ビラに引き抜かれることになった。

この電撃退任を受け、クラブはラス・パルマスとレアル・ベティスで確かな実績を残したセティエン監督を先月25日に1年半契約で招へいした。

2020年8月にバルセロナの監督を解任されて以降、約2年ぶりの現場復帰となったセティエン監督だが、就任以降の公式戦4試合では3敗1分けの未勝利と苦戦。就任直後のハポエル・ベエルシェバ戦(2-2のドロー)は準備期間の短さに消化試合という側面もあり致し方ない部分はあったが、直近のマジョルカ戦ではホームでの0-2の惨敗で公式戦3連敗に。前任者の下でソリッドさを売りとしていた堅守も崩壊気味で、新指揮官の手腕に大きな疑問符がついている。

スペイン『マルカ』によると、同監督は自身の戦術に選手たちが戸惑いを感じていることを受け、7日には2時間半にも渡るビデオ・セッションで戦術面の浸透を図ったようだが、反応はあまり芳しくないという。

また、スペイン『カデナ・コペ』によると、フェルナンド・ロイグ会長は9日に行われるエスパニョール戦でチームが結果、内容共に満足する戦いを見せられなかった場合、就任からわずか5試合目での解任を決断する可能性が十分にあると主張している。

仮に、早期解任となった場合、ロイグ会長を含むクラブ首脳陣の任命責任は避けられないところだが、クラブは2019年にもシーズン途中に招へいしたルイス・ガルシア・プラサ監督をわずか50日で解任するなど、有事に決断の早い対応で知られており、今回も同様の動きを見せる可能性はあるという。