EFLカップ(カラバオカップ)3回戦、ノッティンガム・フォレストvsトッテナムが9日にシティ・スタジアムで行われ、2-0で勝利したフォレストが4回戦進出を決めた。

今ラウンドから参戦するトッテナムは、今季のリーグ戦で2-0の勝利を収めているフォレストと対戦した。直近のリバプール戦に1-2で競り負けたコンテのチームはバウンスバックを図る一戦で先発4人を変更。GKにデビュー戦のフォースター、ベン・デイビスとベンタンクール、エメルソンに代えてドハーティ、ダビンソン・サンチェス、スキップを起用。また、リシャルリソンがクルゼフスキと共にベンチに入った。

立ち上がりはホームチームの勢いを受ける形となったトッテナム。開始9分にはアウォニーのシュートがDFにディフレクトしたボールが左ポストを叩き、これをゴール前のリンガードにダイビングヘッドで合せられるが、これはGKフォースターのファインセーブで凌ぐ。

以降は徐々にボール支配率を高めて攻め手を窺うが、なかなか良い形で前線のケイン、ペリシッチにボールが入らず攻撃が停滞。それでも、前半半ば過ぎの31分にはケインの右からのクロスを起点に、ボックス右でルーズボールに反応したドハーティが弾丸シュートを枠に飛ばす。しかし、これはGKヘネシーの好守に阻まれる。

前半終盤にかけては一進一退の攻防が続くも、互いにフィニッシュの局面で精度の問題や連携ミスが目立ち、クローズな状況のままハーフタイムを迎えた。

迎えた後半、ホイビュアを下げてベンタンクールを投入したトッテナム。だが、立ち上がりから不用意なパスミスや球際での劣勢からホームチームの攻勢に晒される。

そういった中、良いリズムで攻め続けるフォレストは50分、中盤でのボール奪取から左サイドで繋ぐと、左サイドバックのレナン・ロディがカットインから利き足とは逆の右足のコントロールシュートをゴール右隅に突き刺す。さらに、畳みかけるホームチームは57分、ロングカウンターから古巣対戦のオーリエが右サイドを独走し正確なクロスを供給。これをファーサイドのサリッジが頭で折り返すと、ゴール前のリンガードが冷静にヘディングシュートを流し込んだ。

劣勢を耐え切れずに連続失点となったコンテのチームは直後に3枚替えを敢行。ペリシッチ、ケイン、スキップを下げてリシャルリソン、ブライアン・ヒル、クルゼフスキを投入し、[3-4-3]に並びを変更。さらに、65分にはドハーティを下げて古巣対戦のスペンスをピッチへ送り込んだ。

この交代も実らず、決定機はおろかGKフォースターの再三の好守で3失点目を防ぐので精いっぱいのトッテナムだが、76分にはマンガラが2枚目のカードを受けて退場となり、数的優位を手にする。

ここから初めて相手を押し込むことに成功したトッテナムだが、2点差を守り切ろうと、専守防衛の構えを見せる相手に対して決定機まで持ち込めない。最終盤にはダビンソン・サンチェスを前線に残してパワープレーを敢行したが、最後までゴールを奪うことはできなかった。

この結果、フォレストに敵地で完敗のトッテナムは初戦敗退で厳しい公式戦連敗となった。