EFLカップ(カラバオカップ)3回戦、アーセナルvsブライトンが9日にエミレーツ・スタジアムで行われ、1-3で勝利したブライトンが4回戦進出を決めた。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場、ブライトンのMF三笘薫は後半から途中出場した。

今ラウンドからの参戦となるプレミアリーグ首位のアーセナルは、ホーム開催となった初戦で同じプレミア勢の難敵と対戦。先週末にチェルシーとのビッグロンドン・ダービーに1-0で完勝したアルテタのチームは、その試合からサリバを除く先発10人を変更。若手GKハインがデビューを飾ったほか、エンケティアやマルキーニョス、ファビオ・ヴィエイラなどヨーロッパリーグ(EL)を主戦場とする控えメンバーが起用された。

一方、2回戦で3部のフォレストグリーン・ローヴァーズを破って3回戦進出を果たしたブライトン。また、リーグ戦ではチェルシー、ウォルバーハンプトン相手に連勝と好調を維持。公式戦3連勝を目指すデ・ゼルビのチームは、カイセドやダンク、マーチらを除き控え選手を起用。三笘はベンチスタートとなった。

試合は序盤から優勢に試合を進めたアーセナルが幸先よく先制に成功する。20分、左サイドのネルソンが鮮やかなドリブル突破でぐんぐんと相手陣内でボールを運んでいく。そして、ボックス左へフリーで走り込むエンケティアにラストパスを送ると、エンケティアが絶妙な右足のダイレクトシュートをゴール右隅へ流し込んだ。

しかし、ブライトンもすぐさま反発力を示すと、ボックス内に抜け出したウェルベックがGKハインに倒されてPKを獲得。これをキッカーのウェルベックが冷静に決め切って27分の同点ゴールとした。

以降はアーセナルペースもブライトンが易々と決定機を許さず。試合は1-1のイーブンで後半へ折り返す。

ブライトンはカイセドとマーチを下げてグロス、三笘をハーフタイム明けに投入すると、三笘が圧巻の輝きを放った。58分、右サイドの密集をうまくかいくぐって中央でフリーのサルミエントが抜け出すと、ボックス左に走り込む三笘へ丁寧なラストパスを供給。ここで三笘はセンターバック2枚に寄せられながらも絶妙なファーストタッチから右足を一閃。これがゴール右隅の完璧なコースに決まった。

これで逆転に成功したブライトンは再びアーセナルの攻勢に晒されるが、71分には左サイドバックのランプティが快足を飛ばしてボックス左に抜け出すと、GKの甘いポジションを見極めてグラウンダーのシュートを流し込む。

一方、ホームで負けられないアーセナルはジンチェンコやガブリエウ・ジェズス、ジャカといった主力を送り込んで最後までゴールを目指したが、デ・ゼルビ監督の的確な采配で逃げ切りを図ったアウェイチームを前にゴールをこじ開けられず。

この結果、三笘の公式戦2試合連続ゴールでアーセナルを破ったブライトンが4回戦進出を決めた。敗れたアーセナルはこれが今季初のホームでの黒星となった。